コレ一本で全身使える！椿オイルは万能オイル

こんにちはあやです。
椿オイルは日本で古くから使われていたオイルです。かつては櫛に染み込ませて梳かすことでヘアケアに使用していたそうです。現在でもヘアケアコーナーで売られていることが多いですね。ドライヤーの前やスタイリングの時に使うと髪の毛がツヤツヤの美髪になります。ヘアケア用品として使われることの多い椿オイルですが、実は髪だけでなく、スキンケアやボディケアにも使うことのできる万能オイルなんです。ここでは椿オイルについてヘアケア以外の使用方法やおすすめの椿オイルについてご紹介します。

椿オイルとは？

椿オイルは、日本原種の椿の種子から抽出される植物性のオイルです。日本では約1200年も前から食用、化粧品、灯用、薬として使用されていました。

今でもヘアケアとして使われていますが、そんなに古くから使われていたのは驚きですね。それほど効果が高いという証拠でもあります。

植物性のオイルは酸化しやすい物が多いですが、椿オイルは酸化しにくく安定性が高いという特徴があります。また、少し粘性があり滑らかで伸びが良く浸透しやすいので扱いやすいのも椿オイルの良いところです。

椿オイルはオレイン酸が豊富

椿オイルにはオレイン酸が豊富に含まれています。

オレイン酸は、皮脂の成分に近くいため肌になじみやすく、保湿効果や抗酸化作用、保護する効果が高い成分です。そんなオレイン酸が椿オイルには80〜85%も含まれています。これは他の植物性オイルに比べてもとても高い配合率です。

でも注意したいのが椿オイルと表記されていても、カメリア種子油を原料としている商品があることです。

本来椿オイルとは、ツバキ科ツバキ属のヤブ椿の種子からとれたオイルのことを指します。
カメリア種子油は、中国で栽培されている油茶などツバキ属ではありますが、別の植物の種子から抽出されたものです。

よく似ているためカメリア種子油も化粧品に使われていますが、オレイン酸の配合率は50%以下と低くなります。

そのため、得られる効果も下がりますし、原料が外国産になるので不安に感じる人もいるでしょう。
椿オイルを購入するときには、成分表記を確認して、椿油かカメリア油かの確認は忘れないようにしてくださいね。

ヘアケアだけじゃない！椿オイルの使い方

椿オイルに含まれるオレイン酸は、肌への浸透率が高く、肌を柔らかくしたり、保湿効果、保護効果に優れています。ヘアケアからボディケアまで様々な用途で使用することができます。

① ヘアケア
椿オイルが髪に浸透して、ハリやコシのある健康的な髪の毛になります。髪の毛をコーティングするので、サラっとしてまとまりも良くなりすし、ドライヤーの熱や紫外線からも髪の毛を守ってくれるので、ダメージを受けにくくなります。

② スカルプケア
椿オイルで頭皮をマッサージすることで、シャンプーで落としきれなかった皮脂汚れも浮かして取り除きます。また、頭皮を保湿することで、白髪や抜け毛の予防にも効果的です。

③ 肌を柔らかくする
椿オイルはスキンケアにも効果的です。乾燥したり、ターンオーバーの乱れによってゴワつく肌を柔らかくする効果があります。肌が柔らかくなると化粧水などの浸透もよくなりますし、古い角質を取り除き、ターンオーバーを正常化させることができます。

④ 保湿効果
椿オイルの主な成分であるオレイン酸は、皮脂とよく似ているので、肌への浸透力が高いという特徴があります。素早く肌に馴染んで内側からしっかりと保湿してくれます。

⑤ 肌を保護する
椿オイルには肌を守るバリア機能があります。肌表面を保護することで、紫外線やホコリ、花粉、ダニなどからも守ってくれます。

⑥ ニキビ予防
殺菌作用があるサポニンという成分を含んでいたり、肌を柔らかくしてターンオーバーを正常化させる効果があることからニキビ予防にも効果的です。

⑦ クレンジングオイル
椿オイルはクレンジングオイルとして使用することができます。濡れた手では使えないので注意してください。お顔全体に優しく伸ばしたらクルクルと円を書くようにマッサージしていきます。毛穴の汚れが気になる部分は多めにクルクルとマッサージして浸透させることで毛穴の皮脂汚れも浮き出てきます。ティッシュやコットンで拭き取ってから洗い流します。

ヘアケアに使うときには、タオルドライした後やブロー前に使用します。スキンケアに使うときには化粧水をつけた後にクリームや美容液の代わりとして使用します。

ボディケアに使用する場合には、入浴後気になる箇所に塗ってあげると良いでしょう。