ヘアケアからスキンケアまで全身に使えるモリンガオイル

こんにちはあやです。
ヘアケアにもスキンケアにも使えるモリンガオイルは美容オイルとしてとても優秀です。モリンガの種子から抽出される植物由来の天然油脂で世界三大美女のクレオパトラも使っていたと言われています。インドの伝統医療アーユルヴェーダでもたくさんの効能があるとして古くから使われていました。普段のスキンケアやヘアケアに少しプラスして使うだけで、肌も髪もしっとりつややかになります。今回は、モリンガオイルとは何なのかや、期待できる効果・効能についてご紹介します。

モリンガオイルとは？

モリンガオイルは北インドや南アジア、アフリカなどに自生しているワサビノキ科の植物『モリンガ』の種子から抽出されるオイルです。モリンガは根、茎、葉、幹などすべての部分が活用できて、捨てるところがないほど優秀な植物で、栄養が豊富で抗酸化作用が高いことから、スーパーフードとしても世界的に注目されています。
亜熱帯地方に自生していた植物ですが、比較的寒さにも強いことや高地でも耐えられることがわかってきたため、最近はたくさんの国で栽培されるようになっています。日本ではまだあまり栽培されていませんが、その栄養素の豊富さから少しずつ栽培が増えてきているようです。

モリンガオイルに含まれる成分

モリンガオイルには、ビタミン・ミネラル・アミノ酸などたくさんの栄養が含まれています。モリンガオイルに含まれている成分で美肌効果やヘアケア効果が高く注目したい栄養素がオレイン酸、ベヘン酸、パルチミン酸です。

オレイン酸

オレイン酸は不飽和脂肪酸のひとつです。肌の皮脂を構成している成分の中で1番多いのもオレイン酸だと言われています。保湿効果が高い成分ですが肌のオレイン酸は20代半ばから減少してくるため、乾燥や小じわ、大人ニキビなど肌トラブルを起こしやすくなってしまいます。
オレイン酸を補うことで、保湿と肌のバリア機能を高められます。肌だけでなく、髪に使うことでしっとりとなめらかな髪にしてくれます。

ベヘン酸

モリンガオイルにはベヘン酸が含まれています。植物性オイルは他にもありますが、ベヘン酸が含まれているものは少ないそうです。ベヘン酸は酸化しにくく安定性が高い成分で乳化作用があり、化粧水などのスキンケアを肌に浸透させやすくする効果があります。
ベヘン酸自体に美肌や美髪効果があるのではなく、ベヘン酸が含まれていることで、その他の美容成分の効果を効率的に発揮できるようにする効果が期待できます。

パルミチン酸

パルチミン酸は不飽和脂肪酸のひとつで、シワやニキビに効果的とされています。抗酸化作用が高い成分なので、エイジングサインが気になる人におすすめの成分です。

モリンガオイルの使い方

モリンガオイルは栄養が豊富なだけでなく、なめらかで伸びと肌なじみがよいため、植物性オイルの中では軽い使い心地でベタつきにくいため使いやすさも優れています。オイル特有のベタッとした重さが少ないので、スキンケアにもヘアケアにも使いやすいです。
スキンケアとして使用するときには、洗顔後に使用します。少量を手に取って蓋をするように両手で包み込み温めながら手のひら全体に広げます。両手で包み込むように肌に付けた後ハンドプレスをしてなじませます。
モリンガオイルを付けることで肌が柔らかくなり、ブースターの効果が出るので、この後に使う化粧水や美容液の浸透を良くしてくれます。
モリンガオイルは全身の保湿ケアにも使えます。カサつきや粉吹き、ひび割れが気になる部分にモリンガオイルをなじませます。フットケアのマッサージオイルとして使うと滑りをよくさせながら保湿ができます。
ヘアケアに使うときには、シャンプーをする前にマッサージをするようにして頭皮全体に伸ばします。頭皮の乾燥を防ぐだけでなく、頭皮のコリをほぐす効果も期待できます。マッサージをしてからいつも通りシャンプーをして洗い流します。
タオルドライをした後に髪に揉み込んでアフターバストリートメントとして使うことも出来ます。ドライヤーの熱から髪を守り、サラサラの髪がキープできます。