こんばんはあやです。
老化防止や美白効果があるとして注目されている「グルタチオン」をご存知ですか？
実は、これまでにもずっと存在している成分だったのですが、最近の研究で「吸収メカニズム」と効果が続々と明らかになり、各業界で話題となっているのです！
グルタチオン点滴やグルタチオン注射を導入する美容クリニックも増えており、これからさらに人気が出そうな予感。
そこで今回は、グルタチオンについてその美容効果と、含まれる食品をご紹介していきたいと思います。
「グルタチオンって聞いたことあるけど、よくわからない」という方はぜひ最後までじっくりとお読みくださいね。
グルタチオンとはどんなもの？わかりやすく教えて！
グルタチオンは、肝臓をはじめさまざまな細胞で生成される「トリペプタイド」と呼ばれるものです。身体の中のほぼすべての細胞に存在していると考えられています。
グルタチオンの材料は、グルタミン酸、システイン、グリシンといった3つのアミノ酸。
システインというと、美白やシミ改善などのサプリメントに配合されていることで良く知られていますよね。
まさにその通り、このグルタチオンには美白効果も期待されているのです。
また、グルタチオンには抗酸化作用があるため、アンチエイジングといった観点からも注目されています。
これまで、グルタチオンは「口から摂取しても、小さいアミノ酸に分解されてから吸収される」と考えられていました。しかし、最近の研究では「グルタチオンは、そのまま吸収されて効果を発揮する」ということが明らかとなったのです。
そのため一躍、健康・美容業界に注目されるようになりました。サプリメントや美容注射などを扱うメーカーや美容クリニックも続々と増えている状況です。
グルタチオンの美容効果について
グルタチオンの美容効果は、主にアンチエイジング（老化防止）とシミ予防・改善などの美白効果が代表的です。
その他、美容効果ではありませんが、私たち人間の身体にとって嬉しい健康効果もたくさんあるといいます。
例えば、肝機能障害予防、放射線障害予防、アルコール性脂肪肝予防、白内障防止など。
年齢を重ねるにつれて、これらの疾患が心配になってくる方も多いですよね。
グルタチオンは、健康で美しい身体をキープするためには欠かすことができない成分だといわれており、さまざまな方面でも話題となっているのです。
グルタチオンを多く含む食品は？
私たちが普段、何げなく食べている食品にも「グルタチオン」が含まれています。
ちなみに、このグルタチオンを多く含む食品は次の通り。
野菜なら、ほうれん草、かぼちゃ、きゅうり、キャベツ、ブロッコリー、アボカドなど。
フルーツの場合には、キウイフルーツがオススメです。これだけ見ると、なんだか色に共通点がありそうな感じですね。
その他、赤貝や牛レバー、肉類などにもグルタチオンは多く含まれています。
お肌の老化や、シミ、くすみが気になる方はぜひこれらの食材を意識して摂ってみてくださいね！
グルタチオンは「酸化したビタミンC」を再び元気にしてくれる作用も！
美容に良い栄養素として広く知られている代表格といえば、やっぱり「ビタミンC」ですよね。
しかし、このビタミンCは身体やお肌のサビ取りをしてくれた後には、酸化をしてしまうという特徴があります。
この状態になったビタミンCは「酸化型ビタミンC」と呼ばれていますが、こうなってしまうとお肌をキレイにする効果は発揮しなくなってしまうのです。
ところが、グルタチオンはこの酸化型ビタミンCを元の元気な「還元型ビタミンC」に戻してくれる作用があることがわかっています。
これって、すごいことですよね！
そのため、摂取したビタミンCを最大限に活用できるようになるので「美白効果」に優れているといわれているのです。
また、紫外線に当たった際に発生する「黒色メラニン色素」を抑制する働きがあることも判明しており、ますます期待できそうな成分といえるでしょう。
年齢によるシミや、肌のくすみ、色ムラなどで悩んでいる方こそ、グルタチオンに注目して欲しいと思います。
今までの美白美容とは少し違ったアプローチで、白く透き通ったお肌を手に入れられるかもしれませんよ。
まとめ
今回の記事では、美容業界から注目を集めている「グルタチオン」というアミノ酸の集まりについてご紹介してきました。
グルタチオンは、サプリメントや食事からも摂取することができますが、より効率よく体内に吸収させるためには「グルタチオン注射」や「グルタチオン点滴」もオススメです。
取り扱っているクリニックも増えていますので、ぜひお近くの医療機関で尋ねてみてくださいね。
もちろん、記事内でご紹介した食品を積極的に摂っても、効果を得ることができます。
毎日の食事の際には、ちょっと意識して「グルタチオン」を含む食品を積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。
