こんばんはあやです。
ワセリンは地味な保湿成分だと思われがちですが、実はとっても優秀なアイテム。
お肌の保湿はもちろんのこと、毛穴ケアやヘアケアにも大活躍するんだとか！
どこでも安く手に入るから、美容に役立てている女子が急増中なんです。
そこで今回は、注目の保湿成分「ワセリン」の特徴と種類。
そして、気になる美肌効果や使い方をご紹介していきたいと思います。
この記事では、主にワセリンを使ったスキンケアについてまとめてみたので、ぜひ参考にしてくださいね！
ワセリンとは？特徴と種類
ワセリンは、石油から精製した保湿成分です。
なんとなく石油のイメージは悪いかもしれませんが、そもそも石油も地球が育んだ天然成分。
また、ワセリンはミネラルオイルの仲間なんです。
流動パラフィンのみで構成されている保湿成分が、ミネラルオイル。
ワセリンの場合には、流動パラフィンと固形パラフィンの2種類で作られています。
オイルはサラサラとしたテクスチャですが、ワセリンが固形というのは「成分」に違いがあるだけなのです。
また、ワセリンは精製度によってさまざまな種類に分類されます。
精製度が低いもの(不純物が多いもの)から、黄色ワセリン。
これを生成したのが、薬局でも目にすることがある「白色ワセリン」です。
さらに、皮膚科などで保湿のために処方されるのが「プロペト」という種類。
このプロペトを精製すると「サンホワイト」というワセリンになります。
黄色ワセリンの場合には、酸化や油焼けが多少あるため、お肌が敏感な方だとニキビや肌荒れが出てしまうことも。
しかし、精製済みの白色ワセリン、プロペト、サンホワイトであればアトピー肌さんや赤ちゃんでも安心して使うことができます。
ワセリンの美肌効果と使い方
それでは早速、ワセリンの美肌効果と使い方について解説しましょう。
顔の保湿ケアに
ワセリンは、非常に保湿力が高い成分です。
そのため、保湿を目的とした多くの化粧品にも配合されているほど。
しかし、化粧品にはさまざまな添加物が含まれており、アレルギーがある方やお肌がデリケートな方は「安心して使えない」なんてことも多いはず。
そんな方にこそ、ワセリンでの保湿ケアをおすすめします。
肌荒れが酷い場合や炎症を起こしている場合には、ワセリンのみの保湿がおすすめ。
これは、皮膚科でも推奨されているスキンケア方法です。
手のひらにワセリンを伸ばし、顔を包み込むように保湿するのがベスト。
このとき、決して顔を擦らないように優しくつけるのがポイントですよ。
ひじやかかとのガサガサに
ワセリンは、角質で硬くなったひじやかかとのガサガサにも効果的。
乾燥した角質層は、油分でしっかり柔らかくしてあげることが大事です。
そのため、お肌に薄い油膜を張ってくれるワセリンは、角質ケアに最適！
効果的なのは、お風呂あがりの柔らかくなったひじやかかとに、適量のワセリンをマッサージするように馴染ませてあげるだけ。
たったこれだけのケアでも、1週間後には手触りが変化するのを実感できるでしょう。
リップクリームとしても使える
ワセリンは、市販のリップクリームにも使われているメジャーな成分。
保湿力に優れ、安全性も高いため、そのまま唇の保湿に使用してもOKです。
ちなみにワセリンは、口に入ってしまっても人体に悪影響を及ぼしません。
特に寝る前にワセリンをたっぷり塗って、そのまま睡眠をとると翌朝にはぷるぷるのリップを手に入れることができるので、ぜひ試してみてくださいね！
ワセリンを使った毛穴ケアが話題
ワセリンは、気になる毛穴の黒ずみや詰まった角栓のケアにも大活躍！
使い方はとっても簡単。
角栓や黒ずみ、毛穴が気になる部分にワセリンをたっぷり塗ります。
そのままラップをかぶせて、上から蒸しタオルで温めましょう。
3分経過したら、ワセリンを洗い流して完了！
これだけで、毛穴レスのつるつる肌を実感することができますよ。
お肌に一切負担をかけないため、大事な予定がある前日などには、おすすめの毛穴ケア方法です。
「毛穴パックを使うと、翌日ファンデーションが毛穴に詰まって気になる」なんて方は、ぜひ挑戦してみてくださいね。
ワセリンで肌ケアする際の注意点
スキンケアには、基本的に精製された「白色ワセリン」を選びましょう。
もちろん、さらに精製度の高いプロペトやサンホワイトを使用してもOKです。
黄色ワセリンは、不純物がやや多いので肌荒れや酸化の心配があります。
種類が良くわからなくても、パっと見て「色が白いな」と思えば大丈夫！
白色ワセリンであれば、500gも入っていて800円以下で購入することができます。
ぜひ、ドラッグストアを覗いてみてくださいね。
まとめ
今回の記事では、ワセリンの美容効果についてお話してきました。
ワセリンはお肌に優しいだけでなく、保湿力がとっても高いのが大きな魅力。
乾燥肌さんの保湿ケアをはじめ、ヘアケアにも使うことができちゃうんです！
低価格で全身に使えるなんて、コスパは最強。
「合う保湿アイテムが見つからない」なんて方こそ、ワセリンの出番かもしれませんよ。
ぜひ、自分にぴったりの使い方を探してみてくださいね。
