こんばんはあやです。
湿度と気温がぐんと下がり、寒い冬が到来すると「頭がかゆい」「フケが出る」といった頭皮のお悩みを抱える人が急増します。
きっとこの記事を読み始めたあなたも、そのひとりでしょう。
秋冬だけ頭皮のかゆみが出たり、フケが増えてしまう人のほとんどは「乾燥」が原因。
今回は、そんな頭のかゆみとフケの正しい対処法についてお話していきたいと思います。
まさに今、困っている方はぜひ参考にしてみてくださいね！
頭がかゆい！それは乾燥が原因かも？
「気が付くと頭をポリポリ掻いてしまう」
「毎日のように、肩に細かいフケが付くのが気になる」
このような人は、乾燥が原因で頭の皮膚がダメージを受けている状態であることが多いです。皮脂や水分が著しく減少し、肌表面が砂漠のようになってしまっているのかも。
お肌表面にある「角質層」は、本来であれば皮脂膜によって保護されています。しかし、シャンプーのしすぎや空気の乾燥、紫外線によるダメージ、洗浄力の強いシャンプーの使用などによって、その皮脂膜が剥がれ落ちて機能しなくなってしまうのです。
すると、肌バリアが崩壊してしまうため、お肌内部のうるおい成分や水分がどんどん抜けていくといった「悪循環」に陥ってしまいます。
乾燥による頭のかゆみやフケを止めるためには、正しい対策を行うことが不可欠です。
パラパラ気になる！乾性フケの特徴って？
フケには、大きくわけて2種類あります。1つ目は、ベタベタ感が特徴的な「脂性フケ」。
この脂性フケは、過剰に分泌された皮脂や洗い残しの古い角質などをエサにして、「マラセチア菌」と呼ばれる菌が増えることで悪化するものです。
お肌のターンオーバーが乱れてしまい、塊のようなベトついたフケが見られるようになります。
一方、乾燥が原因で発生するのが「乾性フケ」です。こちらは、皮脂不足や洗髪のしすぎなどが原因で悪化していきます。
脂性フケと比較すると、かなりパラパラして細かいのが特徴です。
空気が乾燥する「冬」になると増えるのが一般的。頭皮のうるおい不足により、ターンオーバー周期が早くなってしまい、まだ成熟していない角質細胞までもが「フケ」として剥がれ落ちます。
かゆいからといって、ポリポリ掻いていると余計に酷くなるため「厄介な頭皮トラブル」のひとつだといえるでしょう。
乾燥で頭がかゆいときの正しい対処法3つ
ここでは、乾燥のせいで頭がかゆいときや、乾性フケが止まらなくなってしまった場合の正しい対処法について解説していきたいと思います。
特に難しいことは一切ないので、ぜひ今日から3つ全てを実践してみてくださいね。
【対処法1】頭皮に優しいアミノ酸系シャンプーを使う
ドラッグストアなどで購入ができる、一般的なシャンプーを使っている方は要注意。
洗浄成分としての「界面活性剤」が多く含まれている製品が多いため、頭皮の乾燥を進行させてしまう恐れがあります。
乾燥でかゆみやフケがある場合には、「アミノ酸系シャンプー」がオススメ。
頭皮に負担をかけず、優しい成分で洗浄できるので「これまでフケ用シャンプーを使っていたけれど、アミノ酸系シャンプーに変えたら一気にかゆみとフケが治まった」なんて口コミも多いんですよ！ぜひ試してみてください。
【対処法2】シャンプー方法を見直す
次に大切なのは、シャンプー自体の方法を見直すこと。
シャンプーってほとんどの人が「無意識」で行ってしまいがちなんですよね。正しい方法なのかはわからないけれど、とりあえず自己流で洗髪している方が多いもの。
しかし、頭皮の乾燥が酷いときには一度しっかりと見直してみるべきです。
爪を立てたり指に力を入れたりせず、泡の力で優しく揉み込むようにシャンプーしましょう。洗顔するときと同じくらいのイメージで行うとベスト！
また、シャンプーの成分が頭皮に残ると刺激になってしまうため、すすぎも念入りに行うことがポイントです。
【対処法3】頭皮用のローションなどで保湿する
頭皮の乾燥は、基本的に顔や身体と同じメカニズムです。そのため、化粧水や乳液、ボディクリームでケアしてあげるのと同様に、頭皮も保湿するべき。
最近は、頭皮用の保湿ローションなども豊富に販売されているので、できるだけ添加物などが少ない「低刺激」の保湿剤を選んでください。
皮脂や水分が不足した頭皮に、しっかりとうるおいを与えてあげることでフケやかゆみが改善されるケースも少なくありません。
まとめ
今回は、冬になると乾燥して頭がかゆくなる人のために、その原因と対処法についてお話してきました。
頭皮が乾燥している状態で頭をポリポリ掻いてしまうと、細かいフケがたくさん出て悩んでいる人も多いでしょう。
ぜひ、ご紹介した正しい対処法を実践して「頭のかゆみ」「乾燥性フケ」とサヨナラしてくださいね。
万が一、セルフケアで改善されない場合には、皮膚炎などを発症している場合もあるためできるだけ早く皮膚科で相談することをおすすめします。
今年の冬は、頭の乾燥で悩まされないよう「日頃からの生活習慣」も見直してみてはいかがでしょうか。
