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ワキガ手術で根本治療を目指す!リスクや費用について解説

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こんにちはあやです。
「制汗剤を使っても脇の臭いが気になる」「拭き取りシートが手放せない」など、脇の臭いに悩むことはありませんか?市販の制汗剤やクリームでは効果を感じられない場合はワキガかもしれません。ワキガは体質によるもので、根本的に改善するためには手術が必要です。
この記事では、ワキガの原因、手術の方法、費用、ダウンタイム、リスクなどワキガの悩みを解決したい人に知って欲しい情報を解説します。

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ワキガの原因とは

ワキガの主な原因は、脇の下にあるアポクリン汗腺から分泌される汗です。汗自体は無臭ですが、この汗が皮膚の表面にある常在菌と反応することでツンとした臭いが発生します。
アポクリン腺は誰にでもありますが、アポクリン腺の量が多いと臭いが強くワキガになります。
ワキガは遺伝的な要素が強く、両親のどちらか、または両方がワキガ体質の場合、お子さんもワキガになる可能性が高いと言われています。汗の量が多い「多汗症」と混同されがちですが、ワキガは汗の量だけでなく、アポクリン汗腺から出る汗の質と菌の作用が深く関係しています。

ワキガ手術の方法

ワキガ手術は、アポクリン汗腺を物理的に除去することを目指します。代表的な手術方法をいくつかご紹介します。

  1. 切開法
    脇の下を切開し、目視で確認しながらアポクリン汗腺を取り除く方法です。ワキガの根本原因である汗腺を直接除去するため、効果が高いとされています。
    ● メリット: 高い効果が期待でき、再発のリスクが低い。
    ● デメリット: 脇に数センチの傷跡が残る。ダウンタイムが比較的長い。
  2. 皮下組織削除法
    皮膚に小さな穴を開け、細い吸引棒を挿入してアポクリン汗腺を吸引・除去する方法です。
    ● メリット: 傷跡が小さい。
    ● デメリット: 切開法に比べて目視で確認しにくいため、汗腺の取り残しが起こりやすく効果が限定的になることがある。
  3. その他(超音波法、レーザー法など)
    超音波やレーザーなどを用いて汗腺を破壊する方法もありますが、汗腺を完全に除去できるわけではないため、効果はマイルドです。しかし、皮膚を切らないのでダウンタイムが短い点が魅力です。

費用とダウンタイムの目安

ワキガ手術の費用やダウンタイムを紹介します。費用やダウンタイムは手術方法やクリニックによって異なるので目安と考えてください。
ワキガの治療は自由診療のため、全額自己負担です。費用の目安は、切開法が20〜40万円程度、皮下組織削除法が15〜30万円程度、その他(レーザーなど)が10〜25万円程度です。
ダウンタイムは手術方法や個人の回復力によって異なります。
切開法:術後~数日間脇を固定する圧迫ガーゼや包帯が必要です。腕を上げにくいなどの制限があります。抜糸は術後1週間~10日程度で、回復して日常生活に戻れるまでは1ヶ月程度かかり、激しい運動は控える必要があります。
皮下組織削除法:術後~数日程度圧迫固定が必要な場合があります。術後一週間程度で日常生活に戻れます。
その他(レーザーなど):ダウンタイムはほとんどないか、数日で軽度の腫れや赤みが引きます。

ワキガ手術のリスクと注意点

ワキガ手術には、臭いの改善というメリットがある一方で、注意すべきリスクもあります。手術を検討している人は、リスクや注意点についても理解してから決断するようにしましょう。

臭いが完全に消えない可能性

ワキガ手術を受けても臭いが完全に消えないことがあります。これはアポクリン汗腺の取り残しが原因です。しかし、アポクリン腺を100%除去することはできませんし、100%除去しようとすると、皮膚へのダメージが大きく、大きな傷跡が残るリスクがあります。
80〜90%除去できれば術後に臭いが気になることは少ないとされていますが、医師の技術や経験不足の場合には、除去率が低く臭い残り、改善を感じられないことがあります。
また、ワキガの臭いはアポクリン汗腺が原因ですが、多汗症でエクリン汗腺からの汗も多い場合、ワキガの臭いは減っても汗による臭いは残るので、臭いが気になることがあります。
さらに、アポクリン腺は脇に多いですが、外耳道、乳輪、外陰部などにもあります。そのため、脇以外の部位から臭いが発生している場合、脇の手術だけでは根本的な解決にならないことがあります。

傷跡に関するリスク

ワキガの改善には切開法が最も有効ですが、切開するため傷跡に関するリスクも理解しておく必要があります。切開法の傷跡には、切開による傷と皮膚の硬さや黒ずみがあります。
・切開による傷跡
切開法では脇のシワに沿って数センチの傷跡が残ります。時間とともに薄くはなりますが、完全に消えることはありません。体質によっては、ケロイドのように赤く盛り上がった傷跡になる可能性もあります。
・皮膚の硬さや黒ずみ
汗腺を除去した部位の皮膚が、一時的に硬くなったり、内出血の色素沈着によって黒ずんだりすることがあります。これらは時間とともに改善することが多いですが1年程度かかることがあります。

その他のリスク

内出血・腫れ・痛み:程度や期間には個人差があります。
血腫:皮膚の下に血液が溜まってしまうことがあります。
感染:稀に傷口が細菌感染を起こすことがあります。
知覚鈍麻:術後に一時的または永続的に、脇や腕の皮膚の感覚が鈍くなることがあります。

まとめ

ワキガ手術は、臭いの悩みを根本から解決できる可能性があります。しかし、手術方法によって効果やダウンタイム、傷跡の残り方、費用などが異なり、それぞれにリスクも存在します。
ワキガの原因や体質を理解した上で、医師と十分にカウンセリングを行い、リスクやデメリットまで含めて納得した上で施術を選択しましょう。