こんにちはあやです。
目を大きく見せる整形手術には、さまざまな方法があります。目の横幅を広げる点で効果的なのが目頭切開と目尻切開です。
この記事では、それぞれの施術がどのように目の印象を変えるのか、どんな目の形に向いているのか、費用、リスクなど目を大きくしたいと思ったとき知っておきたいことを解説します。
目頭切開と目尻切開の特徴
目を大きくする手術としてよく比較される目頭切開と目尻切開ですが、アプローチする部位と効果が違います。
目頭切開とは?
目頭切開は、目頭にある「蒙古ひだ」と呼ばれる部分を切開する手術です。蒙古ひだは、日本を含む東アジア人によく見られる特徴で、これが張っていると目が小さく見えたり、離れて見えたりすることがあります。目頭切開を行うことで、目の横幅が広がり、ぱっちりとした印象の目元になります。
目頭切開がおすすめの人は次のとおりです。
目の間隔が離れている人
蒙古ひだが大きく目頭が隠れて目が小さく見える人
二重のラインが目頭まで綺麗に出ない人
目尻切開とは?
目尻切開は、目尻の皮膚を切開し、目の横幅を外側に広げる手術です。目を外側に大きくする効果が期待できます。目尻が切れ長になり、たれ目形成と組み合わせることで優しい印象にすることも可能です。
目尻切開がおすすめの人は次のとおりです。
目の横幅を外側に広げたい人
つり目を改善したい人
目を大きく見せたいが、目の間隔が近い人
キリっとした切れ長感を出したい人
費用とダウンタイムの目安
目尻切開と目頭切開の施術にかかる費用は、目頭切開が15〜30万円程度、目尻切開が20〜35万円程度です。
自由診療なので、保険は適用されず、クリニックにより価格も異なります。手術費用とは別に麻酔代、薬代、アフターケア費用などが別途かかることがあります。
ダウンタイムには個人差がありますが、目頭切開の場合、腫れや内出血のピークは術後2〜3日程度、抜糸は術後5〜7日程度、傷跡の赤みが引くまでには数カ月〜半年程度かかります。
目尻切開の場合は、腫れや内出血のピークは術後2〜5日程度、抜糸は術後5〜7日程度、傷跡の赤みが引くまでには数カ月から半年程度かかります。
どちらの施術も、大きな腫れが引くまでは1〜2週間程度かかることが多く、抜糸まではコンタクトレンズやメイクの制限がかかることがあります。仕事や学校のスケジュールを考慮して計画を立てましょう。
傷跡は徐々に薄くなり半年程度で目立たなくなりますが、完全に落ち着いて馴染むまでには1年程度かかることがあります。
目頭切開・目尻切開のリスクと注意点
美容整形手術には、メリットだけでなく、必ずリスクが存在します。美容施術を受けるときはメリットばかりを考えてしまいますが、デメリットについても理解して納得した上で受けるようにしましょう。
目頭切開と目尻切開に共通のリスクと注意点
元に戻せない
一度切開した皮膚は元に戻すことが難しいです。
傷跡が残る可能性
目元の皮膚はデリケートなため、手術方法や体質によっては傷跡が残る可能性があります。
左右差が生じる可能性
医師の技術や事前のデザインが不十分だと、左右の目のバランスに差が生じることがあります。
イメージと異なる仕上がり
目の形や開き方には個人差があり、必ずしも理想通りの仕上がりになるとは限りません。事前のカウンセリングで、医師としっかりイメージを共有することが大切です。
内出血、腫れ、痛み
皮膚を切開するので内出血、腫れ、痛みなどが生じます。
目頭切開に特有のリスク
寄り目に見える
目頭を大きく切りすぎると、目の間隔が狭くなりすぎて、寄り目に見えてしまうことがあります。顔全体のバランスを考慮したデザインが重要です。
涙丘(るいきゅう)が露出しすぎる
目頭にあるピンク色の部分(涙丘)が過度に露出すると、不自然な印象を与えることがあります。
目尻切開に特有のリスク
後戻り
目尻は皮膚の張力が強いため、術後にわずかに後戻りして効果が薄れる可能性があります。
粘膜露出
目尻の粘膜が露出しすぎると、赤みが目立ったり、乾燥しやすくなったりすることがあります。
まとめ
目頭切開と目尻切開は、それぞれ異なるアプローチで目の横幅を広げ、目を大きく見せる美容整形手術です。目の形や、どのような変化を望むのかによって、目頭切開と目尻切開のどちらの施術が適しているかは異なります。
費用やダウンタイムはもちろん、リスクや注意点もしっかりと理解し、納得した上で決断することが何よりも重要です。また、経験豊富で信頼できる医師が在籍し、十分なカウンセリングとアフターケアを提供してくれるクリニックを選びましょう。
失敗しないために複数のクリニックでカウンセリングを受け、理想を叶え、安心して任せられる場所を慎重に選んでください。