こんにちはあやです。
ふと鏡を見た時に首にポツポツしたものができているのを発見することがあります。このポツポツの正体はイボです。かゆみも痛みもないし放っておいても問題ありませんが、このポツポツは年齢を重ねるごとに増えてきて、無数に発生してしまうこともあります。また首の黒ずみが気になることもありますよね。ポツポツや黒ずみは見た目年齢を老けさせてしまう原因になります。ここでは首のポツポツやイボができる原因と対処法についてまとめました。
首のポツポツの正体はイボ
首にできる2〜3mmの大きさのポツポツ。これは肌の老化が原因でできるイボの一種です。30代からでき始め年齢を重ねるごとに増えていくという特徴があります。できやすい体質もあるようで、早い人だと20歳前後からできる人もいます。
このイボは皮膚の繊維や脂肪からできていて、スキンタッグと呼ばれます。ウイルス性ではないので感染することはありません。かゆみも痛みもなく、放っておいても問題ありませんが、このイボの困るところはどんどん増えてくることと、見た目年齢を老けさせてしまうことです。
首を触った時に指に触れて気になったり、ネックレスが引っかかったりすることもあります。
スキンタッグができてしまう原因は肌の老化なので、肌の老化を防ぐことで発生を予防することができます。
年齢以外で肌を老化させてしまう原因は、紫外線と乾燥です。
紫外線を浴びると、肌内部にダメージを与えます。そしてコラーゲンの生成を阻害したり、弾力やハリを失わせます。乾燥は、肌のターンオーバーを乱れさせて、古い角質の残ったゴワゴワとした肌になります。うるおいが失われ、シワやたるみもできやすくなります。
首の黒ずみの原因は色素沈着
首はエイジングサインの出やすい場所と言われます。それは、首の皮膚は薄く、顔と比べると皮脂腺や血流量が少なく乾燥しやすいからです。また、顔は毎日スキンケアをしていても首やデコルテはつい忘れてしまいがちで、より乾燥が進んでしまいます。
そして、首は服で隠れない部分なので、日差しに当たりやすく、紫外線の影響も受けやすい場所です。また、ネックレスで擦れたり、服の襟元で擦れたりと摩擦による刺激も受けやすいです。
乾燥しやすく、紫外線を浴びやすく、アクセサリーや服との摩擦がある首の皮膚はとても過酷な状況にあります。
肌はダメージを受けるとメラニン色素の生成が活発になり、肌を守ろうとします。メラニン色素が過剰に生成されると肌は黒くなります。
ターンオーバーが正常なら、次第に古い角質は剥がれて元の状態に戻りますが、乾燥しているとターンオーバーが乱れやすく、古い角質が蓄積されていってしまいます。そうなると色素沈着して首の黒ずみになってしまいます。
首のポツポツと黒ずみを改善する方法
首のポツポツと黒ずみは、発生させないようにすることが大切です。それには顔と同じようにケアしてあげることです。
お風呂では首は体と一緒に洗うという人が多いでしょう。ナイロンのボディタオルで洗っているという人は要注意です。ナイロンのタオルは固く、それで擦ると肌には強い刺激になってしまいます。
首は顔と同じ扱いをしてあげたいので、体と一緒ではなく、洗顔をする時に一緒に洗ってあげるようにしましょう。よく泡立てた洗顔料で包み込むようにして泡で洗います。
入浴後は顔と一緒に化粧水や乳液を使ってケアしてあげましょう。乾燥しやすい場所なので、しっかりと保湿してあげることが大切です。
黒ずみの原因は服やアクセサリーと擦れる刺激も原因になるので、クリームで保湿してあげることで、摩擦を軽減させることができます。
肌の老化はこれまでに浴びた紫外線量の総量が関係しています。今きちんとケアをしていても子供の頃に外遊びが好きでたくさん紫外線を浴びていれば、老化は進んでしまいます。そのためどんなにケアしていてもポツポツは発生します。
首のポツポツは皮膚科に行くと取ることができます。ハサミで切る、液体窒素で固めるなど治療方法はいくつかありますが、痛みはほとんどなくきれいに取れます。
しかし、首のポツポツは肌の老化でできるので、取っても再びできてしまいます。これは再発ではなく、新しいものができてきています。できないようにするためには、やはりしっかりと保湿をしてスキンケアしてあげること、日焼け止めを塗って紫外線対策をすることが大切です。
まとめ
首は乾燥しやすく、紫外線も浴びやすい場所なので、肌の老化が進みやすく、エイジングサインの出やすい場所です。どんなに顔がきれいでも首に黒ずみやポツポツがあったり、くっきりと横ジワが入っていては台無しですね。首は体と一緒ではなく、お顔と同じケアをしてあげましょう。お風呂では洗顔をする時に洗って、入浴後はデコルテまで化粧水や乳液を使って保湿をすることで、乾燥を防ぎ、それがイボや黒ずみの予防と改善に繋がります。