こんばんはあやです。
「肌の乾燥が気になるけど、できるだけ優しい保湿剤を使いたい」
「お肌の老化も予防できるオイルってないのかな?」
このような方にこそ、優れた保湿力と肌馴染みの良いテクスチャーが大人気のシアバターがおすすめ!
今回は、そんなシアバターの保湿効果について、わかりやすくまとめてみました。
使ってみようか悩んでいる方は、ぜひ最後までお読みくださいね。
シアバターは天然の保湿剤
シアバターは、西アフリカに生息する「シアの木」から採れる種子が原料。
シア脂やシアナッツバターと呼ばれることもあります。
未精製のものは、ナッツのような香りが特徴的な「植物性油脂」です。
種子から抽出されるオイルがもとになっていますが、常温で固形化することから「バター」と呼ばれているんですね。
シアバターが採れるガーナ地方では、天然の保湿剤として約1000年も前から愛されてきました。
寒い冬の乾燥から肌を保護するために、重宝されていたといいます。
お肌だけでなく、髪の毛や爪の保湿にも使用できるスグレモノ!
最近では、シアバターに含まれる美容成分が注目され、さまざまなスキンケア、ボディケア製品にも配合されています。
シアバターは皮脂と似た成分だから肌馴染みがいい
シアバターの主な成分は、酸化しにくい「ステアリン酸」と皮脂とよく似た成分の「オレイン酸」です。
ステアリン酸は、抗酸化作用が高く「オイルなのに酸化しにくい」という点が大きな特徴。
保湿効果も非常に高いため、お肌のうるおい補給に最適です。
また、オレイン酸は私たちの皮脂とよく似た成分で構成されています。
そのため、肌に自然に馴染みやすく、デリケートなお肌の方でもトラブルが出にくいオイルとして人気が高いです。
お肌の水分をしっかりと閉じ込めてくれるので、ふっくら柔らかいお肌へと導きます。
ビタミンEを多く含んでおり、年齢を重ねたことによる「お肌のハリ不足」にもおすすめしたいオイルのひとつ。
また、シアバターに含まれている「カロチノイド」には皮膚の再生を促す作用があります。
乾燥による肌荒れや、日焼けによる炎症に困ったときにも大活躍してくれる保湿剤といえるでしょう。
シアバターの保湿効果!肌にも髪にも使える
シアバターは常温で固形化していますが、約36度で溶け始めるのが大きな特徴です。
これは、ちょうど私たち人間の体温と同じ。
そのため、指や手にとった瞬間にとろけてクリーム状になるので、とっても使いやすい!
顔のお肌をはじめ、髪やボディ、爪の保湿にも快適に使うことができます。
顔の保湿クリームとしての使い方
シアバターは、皮脂成分とよく似たオレイン酸が豊富!
肌の上でスーッと広がり、肌馴染みが非常に良いのが嬉しいポイント。
また、脂肪酸の一種である「ステアリン酸」も多く含まれているので、乾燥してカサカサになりがちなお肌をしっかり保湿してくれます。
超乾燥肌の方なら、かなり心強い保湿力を実感できるはず。
ただし、普通肌や混合肌の方だと少し重さが気になるかもしれませんね。
そんなときには、別の軽めのオイルとブレンドして使うのがオススメ!
特に、スイートアーモンドオイルとの相性は抜群なので、ぜひ試してみてください。
保湿はもちろんのこと、お肌のエイジングケアにも効果を発揮してくれますよ。
少量でもよく伸びるので、あまりたくさんお肌にのせないよう注意しましょう。
髪の保湿パックとしての使い方
シアバターは、髪の保湿ケアにも使うことができます。
酸化しにくい天然オイルなので、髪にイヤなニオイがつく心配もありません。
乾燥毛をはじめ、パーマやカラーで傷んだ髪の保湿に最適!
シャンプー前のスペシャルケアや、パックとして使用すれば、しっとりまとまる美髪を実感することができます。
もちろん、アウトバストリートメントとしても大活躍!
シャンプー後のタオルドライした髪に、少量のシアバターを馴染ませて普段通りにドライヤーで乾かすだけ。
傷んだキューティクルを保湿&保護して、なめらかな手触りへと導いてくれるでしょう。
毛先のパサつきが気になる方は、スタイリングの際に馴染ませてあげるのもおすすめです。
紫外線から髪を守る効果も期待できるので、乾燥する冬だけでなく「真夏の外出時」にも使ってみてくださいね。
まとめ
今回の記事では、シアバターの優れた保湿効果についてご紹介してきました。
シアバターは、古くから「万能薬」としても使われていた天然の保湿クリーム!
シアバターに含まれているステアリン酸は、酸化しにくく保湿力が強いこと。
そして、オレイン酸は私たち人間の皮脂と非常によく似た成分のため、肌馴染みが良いことが大きな特徴です。
肌への刺激も少ないので、乾燥肌さんや敏感肌の方でも安心して使うことができます。
お肌のカサカサや髪のパサつきが気になる方は、ぜひシアバターでの保湿ケアを取り入れてみてくださいね。