こんにちはあやです。
「あれ?こんなところに白い髪が。」白髪は年齢を重ねてからというイメージがありますが、早い人では20代後半から見つかることがあります。30代前半になると多くの人が経験し始め、30代後半では白髪が目立ち、悩みを抱える人が多くなります。
「まだ若いのに、どうして?」と不安に感じるかもしれませんが、白髪の原因を知り、正しい対策とケアを行うことで、目立たなくしたり、進行を緩やかにしたりできる可能性があります。
今回の記事では、若白髪の原因、効果的な予防・対策方法など白髪の悩みを解決するためのヒントを紹介します。
なぜ若白髪が生えるの? 白髪の原因と理由
白髪は、髪に色をつけるメラニン色素が生成されなくなることで起こります。年齢を重ねるほど白髪が増えるのは、加齢によりメラニン色素の生成が減ることが原因です。しかし、メラニン色素が減る原因は加齢だけではありません。特に若い世代の女性の場合、以下の要因が複雑に絡み合っていることが多いと言われています。
● 生活習慣の乱れと食生活:過度なダイエットや偏った食生活は、髪の成長に必要な栄養素を不足させ、メラニン色素の生成を滞らせます。ジャンクフードや甘いものの過剰摂取は血行を悪くして頭皮への栄養供給を妨げる原因になると言われています。
● ホルモンバランスの乱れ:妊娠や出産によるホルモンバランスの急激な変化は、白髪を増やす一因とされています。また、不規則な生活やストレスでもホルモンバランスが乱れることがあります。
● ストレスと睡眠不足:強いストレスや慢性的な睡眠不足は、自律神経の乱れを引き起こします。これにより、血行が悪化し、メラニン色素を作る細胞(メラノサイト)の働きが低下することがあります。
● 紫外線ダメージ::頭皮や髪も紫外線のダメージを受けます。紫外線はメラノサイトを傷つけ、メラニン色素の生成能力を低下させるため、白髪を引き起こすおそれがあります。
● 遺伝的要因:白髪は遺伝的な要因が強いと言われています。生活習慣に気をつけていても、家族に白髪が多い場合は、若いうちから白髪が生えやすい傾向があります。
白髪が生える場所で原因がわかるって本当?
白髪が目立ち始める場所は、前髪や分け目、頭頂部、顔周りなど人によって違います。白髪が生える場所が違うのは、原因が異なるからだと言われています。
例えば、ストレスや不眠が主な原因の場合は、自律神経や血行の影響を受けやすい頭頂部や顔周りに白髪が増えやすい傾向があります。また、目を酷使することによる眼精疲労が原因の場合は、こめかみや前髪に白髪が現れやすいとされています。
これらの説はあくまで目安ですが、自分の白髪が生える場所を知ることで、生活習慣を見直すヒントになるかもしれません。
今からできる!白髪を予防・対策する方法
現在、一度白くなった髪を黒髪に戻す方法はありません。そのため、白髪にならないようにすることが重要です。白髪の進行を遅らせ、目立ちにくくするための予防と対策を紹介します。
生活習慣を整える
バランスの取れた食事:メラニン色素の生成に必要な栄養素を意識して摂取しましょう。メラニン色素の生成に必要な栄養素はヨード・チロシン・フェニルアラニン・鉄分・ビタミンB群などがあります。
ヨードはわかめや昆布など海藻類、チロシンやフェニルアラニンは大豆製品やアーモンドなど、鉄分はほうれん草やレバーなど、ビタミンB群は納豆や緑黄色野菜などに多く含まれます。
質の良い睡眠と適度な運動:十分な睡眠は、肌や髪の修復に不可欠です。また、適度な運動は全身の血行を促進し、頭皮に栄養が行き渡りやすくなります。
紫外線対策
頭皮や髪も紫外線によるダメージを受けます。外出時は、日焼け止めスプレーや帽子・日傘を使い紫外線対策をしましょう。
頭皮の健康を保つ
頭皮マッサージ:頭皮の血行を良くすることで、髪の成長やメラノサイトの活性化を促せます。シャンプーの際や入浴後に、指の腹を使って優しくマッサージする習慣をつけましょう。
頭皮への負担を減らす:洗浄力の強すぎるシャンプーや、熱すぎるドライヤーの風、髪を強く引っ張るようなヘアアレンジは、頭皮にダメージを与えます。アミノ酸系シャンプーを使ったり、ドライヤーは温風と冷風を使い分けたりして、頭皮をいたわるようにしましょう。
白髪を目立ちにくくする方法
すでに生えてしまった白髪は、以下のような方法で目立ちにくくすることができます。
白髪の量が少ない人
白髪の量が少ない人は白髪を切ったり、分け目を変えることで目立ちにくくできます。白髪は抜くと毛根や頭皮にダメージを与えてしまうので炎症が起きたり、くせ毛が生えやすくなったりすることがあります。繰り返しダメージを与えることで髪が生えてこなくなることもあるので、白髪は抜かずに切るようにしましょう。
分け目に白髪が目立つ場合は分け目を変えることで自然に白髪が隠せます。
全体的に白髪がある人
部分的ではなく、全体的に白髪がある人はカラーやハイライトがおすすめです。白髪の本数が少ない場合はヘアマニキュアやカラートリートメントを使うと髪へのダメージが軽減できます。
また、全体的に細かく筋状に明るい色を入れるハイライトは白髪と黒髪のコントラストをぼかすのでおしゃれに目立ちにくくできます。
まとめ
20代30代で白髪が気になり始めたら、まずはその原因を知ることが大切です。日々の生活習慣やストレス、ホルモンバランスなど、自分自身のライフスタイルと向き合うことで、白髪の進行を緩やかにし、健やかな髪が育めます。
完璧に白髪をなくすことが難しい場合でも、白髪染めやカラートリートメント、ハイライトなど、今の自分に合った方法で白髪と上手に向き合うことが可能です。
正しい知識とケアで、白髪に悩まない、自信に満ちた毎日を送りましょう。
