こんばんはあやです。
「くせ毛をストレートにしたいから、毎日アイロンでセットしている」
「大事な約束がある日は、絶対にコテで髪を巻いてから出かける」
このような女性は多いはず。
サラサラのストレートヘアも、ゆるふわのカールヘアも、どちらも女性が大好きな髪型ですよね。
YouTubeの動画でも、多くの方がアイロンやコテの使い方をレクチャーしています。
しかし、使い方を間違えている女性がとっても多いのです。
正しく使わないと、どんどん髪がボロボロになってしまう恐れも!
そこで今回は、ストレートアイロンやコテで髪を傷めたくない人にむけて、ダメージを回避する正しい使い方をご紹介します。
ストレートアイロンやコテで髪が傷む理由
まずは、ストレートアイロンやコテ(カールアイロン)で髪が傷む理由についてお話しましょう。
アイロンやコテは、熱によって「髪の形状」を変える仕組み。
髪の毛は濡れているときに内部の結合が弱くなり、乾くときにギュッと繋がって「髪の形」を作ります。
髪の毛は、ドライヤーで乾かしたあとも「少量の水分」を含んだ状態。
この水分が、本来なら髪のうるおいを保つ役割を果たしているのです。
しかし、ストレートアイロンやコテは、この残りわずかな水分を飛ばすことで、髪の形状を変化させていきます。
そのため、何度も同じ部分に当ててしまうと、髪がパサパサに乾燥してしまうことも。
また、髪の内部を構成している「ケラチン」というタンパク質は、ある程度の高温で破壊されてしまうことがわかっています。
これが、ストレートアイロンやコテで「髪が傷む」といわれている理由です。
髪にダメージを与えない!アイロンの正しい使い方
「髪が傷むのはわかるけど、アイロンは使い続けたい」という女性も多いでしょう。
そこで、できるだけ髪にダメージを与えない「アイロンの正しい使い方」をご紹介していきます。
スタイリングのときには、アイロンやコテを必ず使う方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
【使い方1】使用前には髪を保護するヘアケアを
まず大切なのは、アイロンやコテを使用する前には、必ず「髪を保護するヘアケア」をすること。
おすすめなのは、髪の保護成分や補修成分が含まれているヘアオイルです。
ただし、オイルなら何でもいいわけではありません。
ホホバオイルやツバキオイルなどの「100%天然オイル」は、アイロン前の保護ケアには不向きです。
この理由は、純粋な天然オイルだと髪が高温になりやすく、余計に熱ダメージの心配があるから。
さらに、髪を保護・補修する成分が含まれていないことも理由のひとつ。
できれば、サロン専売品などのヘアオイルを使用しましょう。
ミルボンやエヌドットなどもオススメですよ。
【使い方2】アイロンやコテの温度は140度以下
アイロンやコテを使う時には、温度がとても重要です。
「高い温度にしないと、キレイにセットできないから」という理由で180度などの高温使用をしている女性をYouTubeなどでもよく見かけます。
しかし、髪の毛のたんぱく質は150度前後で「熱変性」を起こすことがわかっています。
この熱変性が起きると、髪は少しずつ「炭化」していきます。
炭のようにスカスカな状態になってしまうのです。
そのため、髪をキレイに保ちたいのであれば、アイロンやコテの設定温度は140度までにしておくことをオススメします。
【使い方3】毛束は少量ずつ!同じ部分を何度もアイロンしない
ここまで読んでいただいた方は「温度を下げたら、髪がキレイに仕上がらない」と感じているでしょう。
そんなときには、毛束をできるだけ少量ずつとって、低温でも髪全体に熱が行きわたるようにアイロンを当てていくのがコツです。
時間がないとか、面倒くさいからと「太い毛束」にアイロンをかけても、内側まで熱が伝わらず、思い通りの仕上がりになりません。
また、同じ部分には何度もアイロンをかけないことも大事です。
いくら低温にしていても、短時間で繰り返し熱を与えていては、髪がパサパサになってしまう恐れがあります。
【使い方4】スタイリング後には保湿ケアをする
最後に、アイロンやコテでスタイリングを終えたら、仕上げとして髪表面の保湿をしてあげましょう。
この記事の最初の方でもお話しましたが、アイロンやコテは「髪内部の水分」を飛ばすことで、髪の形状をつくっています。
そのため、きちんと保湿ケアをしてあげないと、うるおい不足のまま1日を過ごすことに。
このような間違った習慣の繰り返しは、髪にダメージが蓄積する原因になってしまいます。
ぜひ、スキンケア同様にヘアケアにも保湿を取り入れてあげてくださいね!
まとめ
今回の記事では、ストレートアイロンやコテ(カールアイロン)での「髪のダメージ」についてお話してきました。
アイロンは、くせ毛やパーマでうねる髪をサラサラストレートにできる、とっても便利なアイテムです。
しかし、使い方を間違えてしまうとキレイな髪になるどころか、パサパサでボロボロの状態になってしまう恐れも!
ぜひ、今回ご紹介した「正しい使い方」をマスターして、ツヤツヤの美髪を長く楽しんでくださいね。