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ヒアルロン酸って食べても効果あるの?効率よく摂取する方法は?

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こんにちはあやです。
美容に良い成分として、コラーゲンやエラスチン、ビタミンC、プラセンタなどの言葉を耳にしたことがある方は多いでしょう。
なかでも、ヒアルロン酸は水分保持の王様。お肌のぷるぷる感をキープするためには、絶対に欠かすことができない物質のひとつです。

しかし、このヒアルロン酸は年齢とともに減少してしまいます。

「じゃあ、サプリメントなどで摂取すればいいの?」と思ったあなた。
ちょっと待った!

ヒアルロン酸を食べても本当に効果が得られるのでしょうか。
また、化粧品に含まれているヒアルロン酸はどうなのか…?シワやほうれい線に効果があるのか?疑問がたくさん浮かんできますよね。

そこで今回は、そんなヒアルロン酸の秘密について詳しく解説していきたいと思います。

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ヒアルロン酸とは?わかりやすく教えて!

ヒアルロン酸とは、私たち人間の体内にもとから存在するゲル状の物質で、水分を保持する役割を果たしているもの。専門的に言うと「ムコ多糖類」の一種です。
皮膚や関節、筋肉、軟骨、眼球などあらゆる部位に存在し、組織や細胞同士をつなげる役目も持っています。

まさに「保湿成分の代表格」として働いており、ヒアルロン酸1gが保持できる水は6リットルというから驚き!ちょっと想像できないですよね。

ヒアルロン酸は、お肌を構成するコラーゲンとエラスチンの隙間を埋めながら、クッションのように支えてくれています。このおかげで、お肌にぷるぷるとした弾力をもたらすことができるのです。
真冬の乾燥した空気のなかでも、お肌の大事な水分を逃さないように一生懸命働いてくれるなど、お肌のうるおいをキープするためには欠かすことができません。

しかし、ヒアルロン酸は年齢を重ねるごとにその生成量が減少していきます。
老化によって肌の乾燥、シワ、たるみなどが出てくるのはヒアルロン酸が減ってしまうからといえるでしょう。

ヒアルロン酸は口から食べても効果があるの?

年齢とともに減少する「ヒアルロン酸」は、サプリメントや食材から摂取しても効果があるのでしょうか。
結論からお話すると…その答えは、残念ながら「NO!」です。

ヒアルロン酸をサプリメントなどで体内に入れたとしても、消化酵素によってアミノ酸に分解されてしまいます。
アミノ酸は、たんぱく質の一種なのでお肌の「ヒアルロン酸」として使われるわけではなく、筋肉や臓器、血管といった身体を構成するさまざまな部位の修復、再生として優先的に使われてしまうのです。

もちろん、お肌の修復や再生にもアミノ酸は必要な栄養素ですが、ヒアルロン酸を食べたからといって「お肌のヒアルロン酸が増える」というわけではありません。

化粧品に配合されているヒアルロン酸の効果は?

では、化粧水や乳液、クリーム、美容液などに含まれている「ヒアルロン酸」は、お肌に効果があるのでしょうか。

化粧品に配合されているヒアルロン酸は、「ヒアルロン酸ナトリウム」という形が一般的。
安定性や安全性が高く、保湿力に優れた成分のひとつです。
水に溶けやすい性質を持っているため、お肌への馴染みも良く、しっとりとした保護膜を作ってくれます。また、油分と組み合わせることによって、さらに高い保湿効果と「角質柔軟効果」を得ることができるといわれています。

お肌の水分量が少ない「乾燥肌」の人や、皮膚表面はオイリーなのに内部が乾燥している「インナードライ肌」の方には特に効果を実感してもらえるはず。

ただし、化粧品に配合されているヒアルロン酸が浸透できるのは、お肌の角質層まで!
どんなに高価なヒアルロン酸化粧品を使用しても、奥深くの真皮層には届けることができません。要は、「一時的な保湿効果」といっても過言ではないでしょう。

そのため、シワやほうれい線、たるみなどの老化現象を「ヒアルロン酸入りの化粧品」で根本から改善することは困難なのです。

ヒアルロン酸を効率よく摂取する方法は?

食べ物やサプリメント、化粧品類では「ヒアルロン酸」を真皮層まで届けることができないとお話しましたが、「どうにか効率よく増やす方法はないのか?」と思ってしまいますよね。

実際に、加齢によるシワ、ほうれい線、たるみ、肌ハリの低下などで悩んでいる方の場合には「ヒアルロン酸注射」が有効です。
ヒアルロン酸注射は、ヒアルロン酸自体を直接お肌の中に注入することで、肌の窪みやシワなどをふっくらと持ち上げ、解消してくれる治療法のひとつ。
美容クリニックなどでは、非常にメジャーな施術として人気が集まっています。

痛みやダウンタイムが少ないことから「プチ整形」として取り扱われ、ほんの5~10分程度で行うことができるのも人気のポイントでしょう。

しかし、ヒアルロン酸注射にもデメリットはあります。
注入してから時間が経過すると、吸収・分解されてしまうため、定期的なメンテナンス注射が必要なこと。

ただ、これまでのヒアルロン酸は、約6か月程度しか効果が持続しませんでしたが、最近はさまざまな粒子サイズのヒアルロン酸が登場しており、1年~2年も状態をキープできるタイプも増えています。

ヒアルロン酸注射って本当に安全?副作用とか大丈夫?

ヒアルロン酸は、もともと身体の中に存在する物質です。そのため、アレルギーや副作用をほとんど起こさないといわれており、かなり安全性の高い治療法に分類されます。
しかし、「絶対に副作用が起きない」とは言い切れません。

ヒアルロン酸自体が安全なモノだとしても、それを扱う医師の腕が未熟であれば、皮膚の凹凸や壊死といった副作用・後遺症が出てしまうケースも報告されています。
そのため、ヒアルロン酸注射を受けるときには、数多くの症例を経験した「腕の確かな医師」に注入してもらうのがオススメです。

まとめ

今回の記事では、ヒアルロン酸の効果についてさまざまな側面から解説してきました。
ヒアルロン酸は非常に優れた保湿力を持つ物質ですが、口から摂取してもアミノ酸に分解されてしまうため、直接的にお肌のヒアルロン酸を増加させることはできません。
また、ヒアルロン酸を含む化粧品を使用しても「一時的なうるおい」は実感できるものの、本質的な改善にはつながらないのです。

加齢によって減少したヒアルロン酸を外部から足してあげるには、やはり「ヒアルロン酸注射」が効率的。
もし、今まさに「シワ」や「ほうれい線」で悩んでいるのであれば、勇気を出して一度美容クリニックで相談してみてはいかがでしょうか。