こんばんはあやです。
若い女性が良く似合うポニーテール。しかし、最近では「アラサーこそポニーテールをしよう」「ポニーテールでリフトアップ効果が期待できる」など、雑誌やテレビなどもメディアで取り上げられているのを目にした方もいるでしょう。
確かに、ポニーテールで頭皮を引っ張ると、顔のお肌も持ち上がるため「たるみ」やシワが目立たなくなるのは事実。
でも、ちょっと待った!そのポニーテールのせいで、たるみやほうれい線が悪化してしまう可能性も大きいのです。
今回は、「ポニーテールでリフトアップ」の真実について解説していきたいと思います。
普段から髪をキュッとまとめている女性は、ぜひ一読しておいてくださいね。
ポニーテールでリフトアップの真実とは?
結論からお話してしまうと…ポニーテールでリフトアップができるのは、完全に一時的なものです。ポニーテールを続けたからといって、根本的なリフトアップができるわけではありません。
顔の皮膚と頭皮は1枚で繋がっているため、当然「頭のお肌」を引っ張ればたるみやほうれい線、ゴルゴ線などが薄くなったように感じます。でも、年中ポニーテールにしている訳にもいかないでしょう。
また、お顔のリフトアップのためにポニーテールを長時間(毎日)続けていると、恐ろしい老化現象が起こるといわれているため、注意が必要です。
ポニーテールが招く!3つの怖い老化現象
ここでは、ポニーテールを続けることで起こる3つの老化現象について、具体的に見ていきましょう。読み進めていると、「ポニーテール怖い!」「もうポニーテールしない!」と思えてくるはずですよ…。
頭皮が引っ張られて「たるみ」が発生
頭皮を引っ張ることでリフトアップするような、「強いテンションがかかったポニーテール」を長時間継続していると、頭皮自体が徐々に伸びてきます。
人間の身体というものは、とても良くできているもので状態や環境にあっという間に順応するのです。海外のとある部族では、下唇にお皿を入れて伸ばしていく習慣や、耳に重い飾りをつけて長くしていくような習慣もあるくらいです。
長時間、同じくらいの力をかけ続ければ皮膚はどんどん伸びていきます。
そして、これはポニーテールでリフトアップしようとしている女性にも同じことがいえるのです。髪を結んでいるうちは良いですが、ダウンスタイルにした途端、ひどいたるみに悩まされてしまうことも珍しくありません。
薄毛の原因になる
髪の専門家や美容師さんによると、「ポニーテールは薄毛の原因になる」といった説があります。
特に、リフトアップ目的でキツめに髪を結んでいる女性の場合、外部からの力によって毛根が破壊されてしまうこともあるとか。
また、前髪との境界や髪の生え際が薄くなってくるケースも多いといいます。若々しく見せるための髪型で、髪自体が減少してしまうなんてちょっと怖いですよね…。
血行不良でお肌の老化が進行する
ポニーテールは、頭頂部または後頭部で髪を結ぶ髪型ですが、本来の髪の生え癖とは逆方向に引っ張ることが少なくありません。
そのため、頭皮やその周辺が血行不良に陥り、髪やお肌をつくるための栄養素や酸素が十分に行き渡らなくなってしまうのです。この結果、毛根や皮膚の細胞が栄養不足になり、老化がどんどん進行する可能性もあるといいます。
正しいポニーテールの仕方は?
ここまで、ポニーテールによる怖い老化現象についてお話をしてきましたが、ポニーテール自体が悪いわけではありません。
正しいポニーテールの結び方を実践すれば、何歳でも楽しんで良い髪型なんです!
たるみや薄毛にならないためのポニーテールは、まず「ゆるく結ぶこと」が第一。
リフトアップ目的で、目元や頬がつり上がるほどの力で髪をまとめるのは絶対にやめましょう。
また、長時間のポニーテールも厳禁。特に、「ポニーテールをしていると頭痛が気になる」という方は、かなりの負担がかかっている可能性大です。
必要最低限の短時間にするように心がけてください。もちろん、毎日ポニーテールをすることも避けるべきでしょう。
まとめ
今回の記事では、ポニーテールが及ぼす「リフトアップ」への影響についてご紹介してきました。
こめかみやおでこの皮膚を持ち上げると、一時的には若々しく見えるかもしれませんが、実はその習慣がジワジワとたるみやほうれい線を進行させていたのです。
また、頭皮に無理な力を加え続けることによって、髪の根元にもダメージが蓄積され、薄毛の原因にもなってしまうというから恐ろしいですよね。
もちろん、ポニーテールは10代や20代だけの髪型ではありません。30代はもちろんのこと、40代以降の女性でもしっかりと工夫をすれば「キリリ」とした印象を与えることが可能です。
ぜひ、頭皮や顔のお肌に負担をかけないようなポニーテールをマスターして、素敵な髪型を楽しんでくださいね。