こんにちはあやです。
「太ったわけではないのに二重顎になった気がする。」と感じたことはありませんか。太ると顔周りに肉が付いて二重顎になるというイメージがあるかもしれませんが、実は二重顎は体重の変化に関係なく日頃の習慣で生じることがあります。
この記事では、二重顎になる原因と予防策、解消法について解説します。
二重顎とは?
二重顎は太っていなくても皮膚のたるみ、筋肉の衰え、むくみ、骨格、姿勢の悪さなど、複数の要因が絡み合って生じることがあります。ここでは、体重が増えていないのに二重顎になる主な原因を紹介します。
姿勢の悪さ(ストレートネック・猫背)
スマートフォンやパソコンの長時間使用は、前傾姿勢や猫背になりやすくなります。首や顎周りの筋肉が弛緩し、皮膚や脂肪が下垂するため顎下のたるみを引き起こして二重顎になる可能性があります。
筋肉の衰え(表情筋・舌の筋肉)
顔の筋肉も体の筋肉と同じようにトレーニングしなければ衰えてしまいます。顔の表情筋が衰えると顎下の皮膚や脂肪がたるむ原因になります。
むくみ
塩分の摂りすぎ、アルコールの過剰摂取、睡眠不足、冷え、リンパの滞りなどが原因で、顔がむくむと二重顎のように見えることがあります。
骨格
顎の骨が小さかったり、後退していたりすると皮膚や脂肪がたるみやすく二重顎になりやすい傾向があります。
皮膚のたるみ
加齢により肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンが減少すると、皮膚がたるんで二重顎になりやすくなります。
歯並びや噛み合わせ
歯並びや噛み合わせが悪いと、顎周りの筋肉の使い方が偏ったり、口呼吸の原因になったりすることがあります。口呼吸は下顎を後退させ、二重顎につながる可能性があります。
二重顎の予防策
二重顎の予防には正しい姿勢を意識することが大切です。スマートフォンやパソコンを使うときは、画面を目線まで上げて、顎を引くだけでなく首全体を後ろに引くように意識して耳と肩が一直線になり、前傾姿勢になることを防げます。
また、表情筋と舌の筋肉を鍛えるのも効果的です。顎や舌を鍛えるためには「あいうべ体操」がおすすめです。「あー」「いー」「うー」「べー」と口を大きく動かすことで、舌の筋肉や表情筋を効率的に鍛えることができます。
むくみ対策としては、塩分やアルコールの過剰摂取を避け、体内の老廃物の排出を促すためにこまめに水を飲み、適度な水分補給などができます。半身浴で体を温め、血行を促進することもむくみ対策にはおすすめです。
自分でできる二重顎の解消方法
すでに二重顎が気になっている場合でも改善を目指せる方法があります。
むくみやコリが原因の場合はマッサージが効果的です。顎下から耳の下、鎖骨へとリンパを流すように優しくリンパマッサージを行いましょう。首や肩の緊張をほぐすために、首を傾けたり、肩を回したりするストレッチも有効です。
舌を上顎に強く押し付けながら顔を天井に向ける「舌の押し上げ運動」や、口角を上げて表情筋を鍛える「口角上げ」など顔のエクササイズも効果が期待できます。
また、むくみを防ぐために生活習慣の見直しも必要です。栄養バランスの取れた食事を心がけ、塩分や脂質の過剰摂取に注意しましょう。血行促進や代謝アップのために、ウォーキングなどの適度な全身運動を取り入れることも効果的です。
できてしまった二重顎は1日では解消できません。マッサージやエクササイズは継続して行うことが大切です。
早く確実な効果を求めるなら美容医療
セルフケアで効果が得られない場合や、より早く確実な効果を求める場合は、美容医療という選択肢もあります。顎下の脂肪を減らしたい場合は脂肪溶解注射、たるみを引き上げたい場合は高密度の超音波でアプローチするHIFU(ハイフ)、医療用の糸を挿入する糸リフトなどがあります。より根本的な改善を目指す場合は、脂肪吸引やフェイスリフトも選択肢の一つです。
まとめ
二重顎は体重の変化に関係なく生じることがあります。また、二重顎の原因は一つではありません。自分の二重顎がなぜできているのか普段の生活を振り返ってみることが大切です。原因がわかれば、毎日のセルフケアでシャープなフェイスラインにできるかもしれません。無理なく続けられるものから試してみてくださいね。