こんにちはあやです。
青汁といえば「健康には良いけれどまずい・臭い」というイメージがあるかもしれません。
しかし、最近の青汁はくせが少なく飲みやすいものがほとんどです。
青汁はたくさんの栄養素が含まれていて美容と健康に効果的です。今回の記事では、青汁の美容と健康効果を高める選び方とおいしく飲む方法を解説します。
外食や中食が多く食事が偏りがちな方や、野菜が苦手な方はぜひ参考にしてみてください。
青汁の効果
青汁にはたくさんの栄養素が含まれているので美容や健康に効果的です。青汁を飲むことで期待できる主な効果を紹介します。
野菜不足の解消と栄養補給
厚生労働省が推奨する1日の野菜摂取目安量は350gです。野菜350gを毎日摂取するのは、自炊をしている人や野菜を意識して食べるようにしている人でも難しいでしょう。
青汁は、ビタミン・ミネラル・食物繊維など不足しがちな栄養をバランスよく手軽に補給できるので野菜不足を解消できます。
美容効果
青汁にはビタミンA・ビタミンC・ビタミンEなど美容に効果的な栄養を豊富に含んでいます。また、食物繊維も豊富なので腸内環境を整えられるので肌荒れを防ぐ効果も期待できます。
ダイエットサポート
青汁には食物繊維が豊富に含まれるので、満腹感を感じられたり、食後の血糖値の上昇を緩やかにしたりする効果が期待できます。ビタミンやミネラルには代謝をサポートする効果もあるため、ダイエットのサポートにも高い効果が期待できます。
青汁は原料で選ぶことが大切
青汁といっても、製品によって原料が違います。主な原料は「大麦若葉」「ケール」「明日葉」「桑の葉」ですが、それぞれに栄養成分や味の特徴が異なるので、原料で選ぶことが大切です。
ケール
ケールは昔から青汁に使われていた原料です。独特な苦みと青臭さがあり、味が濃いところが特徴で、「まずい」「臭い」という印象を持ちやすい傾向があります。飲みなれない方は牛乳やヨーグルト、フルーツを混ぜるなど工夫が必要です。しかし、ケールは「野菜の王様」と呼ばれるほど栄養価が高く、強力な抗酸化力を持つスルフォラファンをはじめ、ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンK・カルシウム・ルテイン・食物繊維・葉酸・メラトニンなどが特に豊富に含まれています。
大麦若葉
大麦若葉は、苦みやくせが少なく、ほんのりとした甘みがあって飲みやすいところが特徴です。食物繊維・カルシウム・カリウム・鉄分・マグネシウム・亜鉛・ビタミンC・ビタミンB群・葉酸・GABA・SOD酵素・ポリフェノール・アントシアニンなどを特に豊富に含んでいます。
明日葉
明日葉はケールほどではありませんが、苦みとクセがあり、後味に独特な風味を感じます。青汁を初めて飲む人は飲みにくさを感じるため、牛乳やヨーグルト、フルーツを混ぜるなど工夫が必要です。カルコンやクマリンなど、明日葉特有のポリフェノールが含まれているところが特徴です。その他にはビタミンB群・ビタミンC・ビタミンK・カルシウム・カリウム・鉄分・食物繊維などを多く含みます。
桑の葉
桑の葉は、苦みが少なく抹茶のような風味で比較的飲みやすい傾向があります。特徴的な成分としてDNJ(1-デオキシノジリマイシン)という、糖の吸収を穏やかにする成分を含んでいます。その他には食物繊維・カロテン・ビタミンB群・カリウム・カルシウム・鉄分・フラボノイドなどを豊富に含んでいます。
青汁を飲むタイミング
青汁は薬ではないので、飲むタイミングに決まりはありませんが、飲む時間帯によって期待できる効果に若干の違いがあるとされています。ライフスタイルや目的に合わせて最適なタイミングで飲みましょう。
食前
青汁は食物繊維を豊富に含むので食前に飲むことで糖の吸収を穏やかにして血糖値の上昇を緩やかにする効果が期待できます。また、食前に飲むことで満腹感を抑えられ食べ過ぎを防ぎやすくなります。
さらに、空腹時に摂取することで青汁に含まれるビタミンやミネラルなどの栄養素も効率よく吸収されると考えられています。
そのため、食前に青汁を飲むのは血糖値が気になる方やダイエット中の方におすすめです。
食後
食後に青汁を飲むと青汁に含まれる酵素が消化をサポートしたり、食事で不足しがちな栄養を補ったりする効果が期待できます。
消化機能が気になる方や、食事の栄養バランスを整えたい方におすすめです。
運動の前後
運動前のエネルギー補給として青汁を飲むとビタミンやミネラルがエネルギー代謝をサポートしてくれる効果が期待できます。運動後の青汁は、抗酸化作用により疲労回復を助ける効果が期待できます。
就寝前
GABAが含まれる青汁はリラックス効果が期待できるので就寝前の摂取も効果的です。また、眠っている間の体の修復や代謝に必要な栄養も補給でき、食物繊維により腸のぜん動運動を活発にする効果も期待できます。
そのため、睡眠の質を高めたい方や、便秘が気になる方におすすめです。
まとめ
青汁の効果を実感するためには、毎日継続して飲むことが大切です。ライフスタイルに合わせて続けやすいタイミングで飲むようにしましょう。
また、青汁は原料によって栄養素や味が異なるので、原料を確認して選ぶようにしてください。
過剰摂取したからと言って、効果が高まるわけではありません。消化不良により体調不良を起こす原因になることもあるので、製品に記載された適量を守って飲んでくださいね。