こんばんはあやです。
タバコは、「百害あって一利なし」とまでいわれていますが、それでも喫煙をやめられない女性はたくさんいます。もちろん、マナーを守って楽しんでいる分には何の問題もありません。
しかし、このタバコに含まれる有害物質のせいで、体内のビタミンCが破壊されていることをご存知でしょうか。そのせいで肌荒れを起こしてしまうといわれているのです。
ビタミンCは健康で美しいお肌を保つために必要不可欠な栄養素のひとつ。そんな大事な栄養が、喫煙によって失われているなんて恐ろしいですよね…。
今回は、タバコと肌荒れの関係性、そして肌荒れしないための対策についてわかりやすく解説していきたいと思います。
Contents
タバコで肌荒れする理由!ビタミンCが破壊されていた?
タバコに含まれている「ニコチン」には、ビタミンCの体内吸収を妨害したり、体内のビタミンCを次々に破壊することがわかっています。
そのため、慢性的なビタミンC不足に陥りやすく、ニキビや吹き出物、乾燥、赤みといった「肌荒れ」を起こしがちになってしまうのです。
本来、私たち日本人の1日あたりのビタミンC摂取量基準は100mgとされています。しかし、タバコを吸う人の場合にはこれより35mg以上は多く摂取する必要があるようです。
喫煙の「害」は他にも!血流悪化で老けるって本当?
タバコを吸うことで受ける害は、ビタミンC不足だけではありません。
実は、タバコの煙の中には「一酸化炭素」と呼ばれる物質が多く含まれており、この一酸化炭素が血液中の「血色素」と結びつくと、新鮮な酸素を体内組織へ運搬する機能が失われてしまうと考えられているのです。
これにより、私たちの身体の組織をはじめ、肌細胞は「酸素不足」の状態になってしまいます。
新鮮な酸素が届かない肌細胞はどんどん劣化していき、肌荒れはもちろんのこと、くすみやシワ、たるみなどの「老化トラブル」が進行してしまうことも少なくありません。
喫煙女性の肌荒れを予防する3つの方法
ここでは、タバコを吸う女性の「肌荒れ」を予防するための対策について、3つの方法をお伝えしていきます。ぜひ、今日から実践してみてくださいね。
【肌荒れ予防法1】ビタミンCのサプリメントを摂取する
先ほど解説したように、喫煙することで体内のビタミンCが次々に破壊されていくという事実があります。
ビタミンCは、別名「美肌ビタミン」とも呼ばれるほどお肌にとって重要な栄養素のひとつ。そのため、不足がちになるとニキビ、吹き出物、乾燥、たるみ、くすみといった「肌荒れ」が起こりやすくなってしまうんですね…。
タバコを吸う習慣がある女性は、毎日「ビタミンCサプリメント」を欠かさず飲むことをオススメします。ドラッグストアなどで購入できる安価なサプリでも構いませんが、肌荒れが既に起きている場合には皮膚科で処方してもらうことも可能です。
ビタミンCは水溶性ビタミンなので、一度にたくさん飲んでも尿として排出されてしまいます。1日2~3回に分けて、こまめに補給するのがベストでしょう。
【肌荒れ予防法2】タバコを吸っていない時間に深呼吸をする
ストレス社会の現代では、普段からの呼吸がとても浅くなっている人が多いといわれています。これは、自律神経が大きく関わっているのですが、常に戦闘モードの「交感神経」が優位になっていることで、ゆったりとした深い呼吸ができなくなっているのです。
タバコを吸う女性は、一酸化炭素の影響で体内が「酸素不足」に陥りやすいため、普通の方よりもより一層「深い呼吸」を意識するようにしましょう。
もちろん、深呼吸はタバコを吸っていないときに行ってくださいね。
ふと気が付いたときに深く呼吸をする習慣をつけると、身体の隅々まで新鮮な酸素が行き渡るため、お肌の細胞の劣化や老化を予防することにつながります。
呼吸を大切にする「ヨガ」をはじめ、一般的な有酸素運動なんかもオススメです。
【肌荒れ予防法3】本数を減らすよう努力する
本来であれば、タバコを吸うことをやめるのがベストではありますが、「どうしても禁煙できない」「そもそも禁煙する気がない」という方も少なくないでしょう。
特に女性の場合には、「今後、いつか結婚したらやめる」「どうせ妊娠したら禁煙するし、それまでは好きに吸いたい」と考えているケースが多いのも事実。
その場合には、1日に吸うタバコの本数を少しでも減らすことから意識してみましょう。
自分の1日を振り返ってみると、「特に吸いたいわけでもないのに、なんとなく口さみしくなってタバコを吸ってしまっていた」なんてシーンが何度もあるはず。
もはや、「癖」みたいなものですね。しかし、この「なんとなく吸い」をやめるだけで、多い人では1日10本程度の本数を減らすことができるといわれています。
ぜひあなたも、今日から意識してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回の記事では、喫煙する女性は「ビタミンC」が破壊されている?というテーマで、タバコと肌荒れの関係性について解説してきました。
タバコを吸っている人は、そうでない方と比較して「ビタミンC不足」に陥りやすいといわれています。1日あたり35mg以上は多く摂取しないと、非喫煙者と同じだけのビタミンCを肌細胞が使うことができなくなってしまいます。
このせいで、ニキビ、吹き出物、肌の老化が進行する恐れも!
ぜひ、サプリメントの服用や深呼吸の習慣をつけ、タバコの本数を減らすなどの対策を実践して「健やかなお肌」をキープするようにしてみてくださいね。