こんにちはあやです。
『ダイエットすると、胸が無くなって貧相に見えてしまう』『下半身だけなかなか痩せない』。このような悩みがある人は骨格ウェーブの可能性があります。骨格ウェーブの人は上半身は華奢で下半身にボリュームが出やすいので、特性に合わせたアプローチが必要です。今回の記事では、上半身と下半身のバランスが崩れやすい骨格ウェーブの人に効果的なダイエット方法を解説します。
骨格ウェーブの特徴
骨格ウェーブタイプの人は、首が長く鎖骨が浮き出ていて、ウエストは細くくびれがあるのが特徴です。腰の位置が低めで、おしりは平坦で張り出しが少ない傾向にあり、横から見ると薄く華奢な印象を与えます。上半身は比較的細身である一方、下半身に脂肪がつきやすく、体重が増加するとヒップや太ももに脂肪が蓄積しやすい「洋ナシ型」体型になりやすい傾向があります。
骨格ウェーブの人のダイエットのポイント
骨格ウェーブの人は、筋肉よりも脂肪がつきやすい体質で、特に下腹部、おしり、太ももなど下半身がむくみやすく、脂肪がつきやすいのが特徴です。上半身は華奢なため、体重をただ減らすだけのダイエットでは、下半身のボリュームが際立ち、アンバランスな体型に見えることがあります。ダイエットするときは、上半身は適度な筋トレで鍛えながら、下半身はむくみを取り除き、引き締めることが大切です。
有酸素運動で体脂肪を減らす
骨格ウェーブの人は、脂肪がつきやすく筋肉がつきにくい傾向があるため、有酸素運動を中心とした体脂肪を減らすダイエットがおすすめです。ウォーキングやヨガ、ピラティスなど、無理なく継続して続けられる運動を取り入れましょう。
バスト周辺の筋トレ
骨格ウェーブの方は上半身が華奢なため、ダイエットするとさらに胸が落ちて貧相に見えてしまうことがあります。また、バストの位置が比較的低めという特徴もあるため、胸周りの筋肉を鍛える筋力トレーニングを取り入れ、ハリ感を出すことで、女性らしいラインをキープしましょう。
むくみ対策
骨格ウェーブの人は、下半身がむくみやすい傾向があります。マッサージ・ストレッチ・半身浴などを日常的に取り入れ、むくみを解消することが大切です。着圧スパッツの着用もむくみ対策に効果が期待できます。
骨格ウェーブの人におすすめの筋トレ
骨格ウェーブの人のダイエットは、胸の周りや下腹部を意識した筋トレがおすすめです。
合掌ポーズ
胸周りの筋肉を緩やかに刺激し、姿勢を整える効果も期待できます。
- 背筋を伸ばして立ちます。
- 手のひらを胸の前でしっかりと合わせます。
- 息をゆっくりと吐きながら、手のひらを合わせたまま、肘を外側に開いていきます。
- 胸の筋肉が伸びるのを感じながら、数秒キープします。
- 息を吸いながら、ゆっくりと元の状態に戻します。
- 数回繰り返します。
プッシュアップ(壁立て伏せ)
壁を使ったプッシュアップは過度な負荷をかけずに、胸や二の腕を鍛えられます。
- 壁から少し離れて立ち、肩幅より少し広めに両手をつきます。
- 体をまっすぐに保ったまま、肘をゆっくりと曲げ、胸を壁に近づけていきます。
- 胸が壁に近づいたら、ゆっくりと肘を伸ばして元の体勢に戻ります。
- この動作を繰り返します。
ダンベルプレス
胸にハリ感を出すのに役立ちます。重すぎるダンベルは負荷が大きく腕をたくましくする可能性があるので1kg程度の軽いダンベルを使うのがおすすめです。
- 仰向けに寝て、両手にそれぞれ1kg程度の軽いダンベルを持ちます。
- 手のひらが内側を向くように、肘を軽く曲げた状態でダンベルを胸の上に持ち上げます。
- 息を吸いながら、ゆっくりと肘を横に開いてダンベルを下ろしていきます。肘が床につく直前で止めます。
- 息を吐きながら、ゆっくりと元の位置にダンベルを持ち上げます。
- この動作を繰り返します。
チューブを使った肩甲骨伸ばし
肩周りの柔軟性を高め、上半身をスッキリと見せる効果が期待できます。
- トレーニングチューブを両手に持ち、肩幅より少し広めに開いて持ちます。
- 腕を前に伸ばし、手のひらを下に向けます。
- 息を吐きながら、チューブを左右に引っ張り、肩甲骨を背骨の中心に寄せるように意識します。
- 肩甲骨がしっかりと寄った状態で数秒キープします。
- 息を吸いながら、ゆっくりと元の状態に戻します。
- 数回繰り返します。
まとめ
骨格ウェーブの方がダイエットを成功させるためには、有酸素運動で脂肪を燃焼させつつ、上半身は適度な筋トレで華奢さをキープし、下半身はむくみ対策を徹底することが重要です。特に、バスト周りや下腹部のトレーニングを取り入れることで、より女性らしいバランスの取れたボディラインが目指せます。筋トレは効果が出るまでに時間がかかるので焦らず、自分のペースで継続していくことが大切です。