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冷え対策に貼るカイロ。体を温めるのに効果的な場所は?

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こんにちはあやです。
手足の冷える寒い冬。カイロが手放せないという女性も多いでしょう。手足が冷えるからカイロを手で握っているという人もいるでしょうし、お腹や背中などに貼る人もいると思います。ぽかぽかと温かいカイロ。実は温める場所によって効率的に体を温めることができるのです。寒い冬の間だけでなく、エアコンで冷える夏場にも効果的です。

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手足の冷えには、まず体の中心から温めることが大切

「冷える」と感じる場所としては、「手足」という人が多いです。手や足は体の末端部分です。寒いと血管は縮んで、熱を放出しないようにします。その結果、手足には血液が巡りにくくなるため、寒い時、一番に冷えを感じる部分なのです。ストレスや筋力不足で血流が悪い場合には、慢性的に手足など末端部分に血液が巡りにくくなっているので、冬だけでなく、夏場でも冷えを感じます。

指先が冷たい時、カイロ握っていれば、その時は温かさを感じますが、指先が芯から温まることはありません。カイロを離せば手は冷たくなってしまいます。

指先まで温めるためには、冷えを感じる手足を直接温めるのではなく、体の中心から温める必要があるのです。体の中心を温めて、温かい血液が末端まで巡ることで、手足も温かくすることができます。

冷え性の改善には「丹田のツボ」

丹田というのはおへそから指2本分下にあるツボのことです。

小学館デジタル大辞泉によると

へその少し下のところで、下腹の内部にあり、気力が集まるとされる所。「臍下(せいか)丹田」

三省堂大辞林第三版によると

東洋医学で、臍へその下のあたりをいう。全身の精気の集まる所とされる。 「臍下せいか-」 

丹田は体の気が集まる場所として有名なツボです。丹田は体の幹とも言われていて、ここを鍛えることで、自律神経を整えてストレス耐性が高まったり、代謝や免疫力の向上、ホルモンバランスを整える、精神の安定など様々な効果が期待できるそうです。

丹田を温めることで、内臓も温めることができます。便秘や下痢にも効果が期待できますし、生理痛の時にも痛みが和らいだりします。そして、内臓が温まることで、温かい血液が手足など体の末端部分まで届くようになり、手足の冷えも和らいでくるでしょう。

腰にあるツボ「命門」

命門はおへそのちょうど裏側の腰部分にあります。重要な神経や血管が通っている場所です。このツボを温めることで、内臓を温めて、全身の血流をアップさせる効果が期待できます。体もポカポカと温まり、手足の先まで温めることができます。お尻が冷える人、腰痛がある人にもオススメのツボです。

下半身を温めるツボ「腎兪」

命門の左右2cmほど離れた場所にあります。腎兪は、内臓機能を高めるたり、生理痛の緩和にも効果が期待されるツボです。腎兪を温めることで、腰を全体的に温めることができ、下半身の血流を改善するのに効果的です。足先の冷えが気になる人にはオススメのツボです。

腎兪と命門は近いため、1つのカイロでどちらもカバーすることができます。下半身の冷えが特に気になるという人は、腎兪と一緒に仙骨も温めるとより効果的です。

肩こりや風邪の引き始めにも効く「風門」

首の付け根に近い肩甲骨の間にあるツボです。血管がたくさん集中している場所なので、ここを温めることで、全身に温かい血液を巡らせることができます。寒い時には筋肉も固くなって、肩こりが酷くなるという人もいます。風門を温めることで、肩や首の筋肉をほぐし、コリを解消する効果も期待できます。背中には自律神経もあるので、心身ともに冷えから守ることができます。また、このツボは風邪の引き始めにも効果があります。ゾクゾクと寒気がする時には風門を温めると良いでしょう。

寒さ対策のカイロ。使用には注意が必要

カイロは50〜65度くらいに温かくなります。使用する時にはきちんと使用方法を守らないと、低温やけどをしてしまうことがあります。

貼るカイロは体温よりも高いものです。それを当て続けることで、紅斑や水泡などやけどの症状を引き起こしてしまうことがあります。自覚症状がないまま低温やけどになってしまうこともあるので注意が必要です。かゆみやヒリヒリ感、赤みが出た時には使用をやめてください。

低温やけどは、皮膚の深い部分まで影響が及ぶこともあり、治るまで長期間を必要とする場合もあります。

また、冷えやコリが原因の腰痛には温めると効果的なので、貼るカイロを貼ると楽になることが多いです。しかし、腰痛でもギックリ腰の場合には、カイロで温めることは禁物です。ギックリ腰の場合には、冷やさなくてはいけないのでカイロは貼らないようにしましょう。

貼るカイロの使用上の注意はパッケージに書かれているので、使用前に必ず確認するようにしてください。

どのカイロでも同じ注意点としては、

肌に直接触れないように服の上から貼る

かゆみやヒリヒリ感、赤みが出た時には使用をやめる

就寝中は使用しない

などがあります。