こんばんはあやです。
「40代を過ぎた頃から急にシミが目立つようになってきた!」
「薄かったシミが日に日に濃くなってる気がする」
このようなシミのお悩みを抱えている女性は非常に多いものです。
でも、あなたのそのシミ。どんな種類で、どのような原因で生じたものなのか、ご自身で把握していますか?
正しいシミ対策を行っていくためには、まず自分のシミを知ることからスタートするべき!
今回は、シミの種類と原因について詳しく解説してきましょう。
シミには種類があることをご存知ですか?
シミと呼ばれているものには、その生じるメカニズムごとに種類があります。
一般的には、4種類に分けられるんですよ!
まずは、あなたのシミがどのタイプなのかを一緒にチェックしてみましょう。
【シミの種類1】日光性黒子・老人性色素斑
1つ目は、「日光性黒子」や「老人性色素斑」と呼ばれているシミです。ほとんどのシミが、このタイプに当てはまります。
特徴としては、顔以外の部分にも発生してしまうということ。
さらに、淡褐色~濃褐色をしているのも、このシミタイプの大きな特徴だといえるでしょう。
年齢を重ねた30代後半から40代頃になると、「なんだか最近シミが増えてきたかも…」と気になり始める方が多いようです。
【シミの種類2】炎症後色素沈着
2つ目は、「炎症後色素沈着」と呼ばれるシミタイプ。
これは、ニキビや傷、やけどなどの炎症が起こった後に残ってしまう褐色のシミを指します。単純に「ニキビ跡」や「傷痕」といわれることもありますね。
炎症後色素沈着の場合には、時間が経過するごとに徐々に薄くなって、目立たなくなる傾向があります。
また、10代や20代など、若い年齢で生じることも珍しくありません。
【シミの種類3】そばかす(雀卵斑)
3つ目は、「そばかす」と呼ばれる小さな斑点のようなシミです。雀卵斑(じゃくらんはん)ともいわれています。
主に顔面の鼻まわり、頬などに多く見られるものです。
生まれつきの体質や遺伝などが大きく関わっているため、早ければ3歳くらいから確認することができます。
このソバカスタイプのシミが一番目立つようになるのが、思春期だといわれており、ニキビと同様に悩む男女は少なくありません。
【シミの種類4】肝斑(かんぱん)
そして、4つ目はテレビCMや美容雑誌などでも目にすることが多い「肝斑(かんぱん)」があげられます。
この肝斑は、男性よりも女性の顔に生じることがほとんど。その理由は、女性ホルモンが大きく関わっているためです。
特に、妊娠や出産をはじめ、経口避妊薬(ピル)などの影響で生じたり、悪化がみられることが少なくありません。
通常のシミと同じような薄褐色をしていますが、その範囲がわりと広く「大きなシミ」として悩んでいる40代女性が非常に多いようですね。
また、左右対称にできるのも、この肝斑の特徴!
一般的なシミ治療のレーザーは、肝斑の悪化につながることが多いため、施術を受ける際には注意が必要です。
シミの原因は主に2つ!
ここまで、シミの種類を4つご紹介してきました。
そんなシミができてしまう原因は、大きくわけて2つ!ここをしっかりと押さえておけば、これ以上シミを増やすことなく、上手に対処していくことができますよ。
それでは、早速見ていきましょう!
【シミの原因1】紫外線などの外部刺激によるもの
シミの原因として、一番多いのが「紫外線」などの外部刺激によるものです。
お肌の一番下にある「基底層」という部分には、メラノサイトとよばれる色素細胞が存在します。
紫外線を浴びると、お肌の中のチロシナーゼ(酵素)が活性化して、その働きによりメラノサイトでメラニンがたくさん作られるようになるのです。
メラニンは黒っぽい色をしているため、紫外線からお肌を守る役目があるといわれています。本来であれば、メラニン色素は決して悪者ではないのです。
ところが、美容的な面から見ると「肌が黒くなるのがイヤ」「シミになるのが怖い」といった理由で、メラニンは良くないモノとして認識が広まっているんですね。
皮膚の細胞は、通常約28日周期で新しい細胞に生まれ変わる「ターンオーバー(新陳代謝)」を繰り返しています。基底層にある細胞が分裂して皮膚表面に押し上げられ、最後は表面からはがれていくというもの。いわばアカがはがれ落ちるようなものです。よって、紫外線を浴びて作られたメラニンも、ほぼ28日サイクルで役割を終え、古い細胞とともにはがれ落ちます。
【シミの原因2】ターンオーバーの乱れによるもの
紫外線や摩擦などの外部刺激によって、メラニンが生成されてしまっても、本来であればお肌のターンオーバー(肌細胞の生まれかわり)によって、作り過ぎたメラニンを排出する機能が、私たち人間の身体には備わっています。
しかし、あまりに多くのメラニンが作られてしまったり、ターンオーバーの周期が乱れている場合には、うまくメラニン色素が剥がれていかなくなってしまうのです。
これこそが、シミの大きな原因だとされています。
加齢による代謝低下はもちろんのこと、ストレス、疲れ、喫煙、睡眠不足などの生活習慣が、このようなターンオーバーの乱れを招くことが多いため、注意が必要です!
まとめ
今回の記事では、女性の多くが悩んでいる「シミ」について、その種類と原因を解説してきました。
年齢によるシミは、放置していても治ることはほとんどなく、どんどん増えてしまったり濃くなってしまうケースも少なくありません。
あなたのシミの原因をしっかりと把握し、正しい対処法でケアしていきましょう。