こんばんはあやです。
カッピング(吸玉)は、血流促進、むくみ改善、コリの解消、ダイエット、美肌効果など様々な効果があるとされています。
マッサージよりも身体の深部まで強い刺激を与えることができるので、カチコチに凝り固まってしまった身体をほぐすには最適です。
ここでは自宅でできるセルフカッピングについてやり方や注意点をまとめました。
セルフカッピングがおすすめの理由
カッピングは一部のエステサロンや鍼灸院などで受けることができます。エステサロンはダイエット目的のコースに含まれることが多く、マッサージなども含まれますが1回当たり1万円程度します。
鍼灸院では数千円のところが多いようです。
1回の施術でもすっきりとさせることができますが、すぐに戻ってしまうので、すっきりを持続させるためには繰り返し行うことが大切です。
でも繰り返し行うとなると費用がかさみますし、初めは1週間〜10日に1回通うことになるので、時間を作って行くのも面倒になってしまうかもしれません。
そんな人におすすめなのがセルフカッピングです。カッピングの道具は販売されているので、それを購入することで自宅で好きな時にカッピングを行うことができます。
カップは素材やメーカーによって異なりますが、安いものなら1,000円台からあり、ガラスで圧を強くかけられるものでも1万円程度で購入できます。
セルフカッピングに使うカップの種類
セルフカッピングに使うカップの種類は大きく分けて3種類、ガラス製、プラスチック製、シリコン製があります。
ガラス製
引用元:Amazon
専門的で使い方の難しいカッピングです。初心者向きではありません。
ガラスを火で熱してから身体につけることで真空状態にさせます。火傷、圧のかけすぎなど危険が多く熟練者の元で使用される方が安心です。
本場中国ではガラス製を使用することが多いそうですが、日本では鍼灸院でも空気を使うコンプレッサー式を使用しているところの方が多いです。
プラスチック製
引用元:Amazon
プラスチック製はガラスよりも軽くて扱いやすく、熱を使わないので火傷の危険がありません。
カップを背中に乗せてポンプを使って中の空気を抜きます。ホースが付いているものもあり、1人でも使用しやすい物もあります。
しっかりと吸い付き、比較的安全で効果が高いのがプラスチック製です。
シリコン製
引用元:Amazon
シリコン製は、火や器具を使わないので3種類の中で1番安全に使うことができます。肌に押し当てて離すと身体に吸いつきます。
吸い付く力は1番優しいですが、その分出血、水疱などのトラブルも起きにくくなります。
セルフカッピングの方法
セルフカッピングは背骨の両側、腰、太ももやふくらはぎの裏側、足の裏、二の腕、お腹などに使用できます。
カップを置く場所にはベビーオイルやマッサージオイルを塗ってからカッピングを行います。最初から強い圧をかけず様子を見ながら行いましょう。
カッピングが終わった後はカップを洗い、しっかりと乾燥させてからしまいます。2〜3回に1度は消毒することでより清潔に使用することができます。
カップを置く位置
鍼灸院やエステサロンではツボの位置を意識してカップを配置しています。その方はより効果を実感できるそうです。
背中にあるツボ
背中にはたくさんのツボがあります。背骨の両側に並んでいるので、セルフカッピングでは背骨を挟んで両側に置いていくと良いでしょう。
大椎(だいつい)
代謝をアップさせて、燃焼しやすい体を作ります。
腎兪(じんゆ)
内臓脂肪を燃焼させるのに効果的です。腰痛、冷え性、月経不順などにも効果があります。
膈兪(かくゆ)、肝兪(かんゆ)、脾兪(ひゆ)
背骨の両側に並んであるツボです。胃腸の働きを良くさせる効果があります。
命門(めいもん)
冷え性、生理痛、クーラー病などに効果的です。
セルフカッピングをする時の注意点
セルフカッピングを行う時には、怪我をしないためにも注意しなくてはいけないことがあります。
① カッピングの時間を厳守
10〜15分が目安ですが、製品によって使用時間が違うので必ず守りましょう。
② 強く圧をかけすぎない
空気を抜いて強く圧をかけ過ぎると出血、水疱などのトラブルを引き起こす原因になります。
③ 禁忌事項の確認
カッピングは病院に通院している人、心疾患や血管に異常がある人、妊娠中の人、日焼けをしている人、皮膚が弱い人など禁忌とされていることがあります。
その他にも注意点がある場合があるので、カッピングを使用する前には説明書を必ず確認しましょう。
まとめ
セルフカッピングは、自宅で好きな時にすることができますし、エステサロンや鍼灸院に通うよりも安く行うことができます。ただ自己責任になるので、使用方法や注意点はしっかりと守って行いましょう。
カッピングの後には赤い痕ができます。この痕は調子が悪いポイントほど赤黒くなります。内出血のような痛みを感じることもあり、痕は1週間以上残ることもあるので、先の予定を確認して行うのがおすすめです。