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もち麦でダイエット。もち麦の栄養素や効果は?

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こんにちはあやです。
ダイエット効果があると最近話題になっているもち麦。腸内環境を整えるスーパーフードとして注目を集めています。ダイエット効果が注目されていますが、健康効果も抜群なのだそうです。でももち麦と言われてもそれがどのような物なのか、どのような栄養素が含まれているのかまで知っている人は少ないのではないでしょうか。ここでは、もち麦とは何なのか、栄養素、ダイエット効果についてまとめました。

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もち麦って何?

これまでも大麦や押し麦が健康に良いとして注目を集めたことがありましたが、それらともち麦の違いがわかりにくいと思います。名前は違いますが、実はもち麦も押し麦も大麦の一種なのです。

もち麦と押し麦の違いは、大麦の中でも「もち性」か「うるち性」かというところです。

普段食べているお米。お米にも「うるち米」と「もち米」がありますよね。普段食べているのは「うるち米」という種類のお米です。粒は半透明で、デンプンの成分にアミロースとアミロペクチンが約2:8の割合で含まれています。アミロースが多いほどパサパサした食感になり、アミロペクチンが多いほどもちもちした食感になります。

「もち米」はお餅やおこわに使われる白く丸みのある粒でデンプンの成分はアミロペクチンが100%です。もちもちと粘性が高い食感が特徴です。

お米と同じように大麦にもデンプンの成分によって「もち麦」と「うるち麦」があります。もち麦は、もち性の麦の外皮を少し残して精麦した物なので、もちもちとした食感と粘り気があるのが特徴です。一方押し麦はうるち性の麦の外皮を全て外して精麦したものです。そのままでは水分を吸収しづらいので、大麦を一旦蒸した後押して平らに加工しているため押し麦と呼ばれます。プチプチとした食感が特徴です。

もち麦の栄養素

押し麦ももち麦も同じ大麦の一種ですが、品種や加工の仕方が違うため栄養素が変わってきます。
どちらも栄養価は高いですが、押し麦は外皮を全て取ってしまっているので、外皮を少し残しているもち麦の方がさらに栄養素を多く含んでいます。

もち麦には①食物繊維②ビタミン③ミネラル④ポリフェノールなどの栄養素が豊富に含まれています。

① 食物繊維
もち麦の栄養成分ですごいところは食物繊維量です。その量はなんと白米の約20倍とされています。押し麦も食物繊維は豊富ですが、白米の約17倍なので、それよりもさらにもち麦の方が食物繊維が多いのです。そして、その食物繊維の中でも腸内環境を整える働きの高い水溶性食物繊維のβ-グルカンが豊富であるところが特徴です。

② ビタミン
もち麦にはビタミンB群やビタミンEが豊富に含まれています。ビタミンB群やビタミンEは美容と健康に欠かせない成分です。肌の生まれ変わりや抗酸化作用があります。

③ ミネラル
亜鉛、鉄、マグネシウムなどのミネラル分は白米よりも数倍多く含まれています。不足しやいため積極的に取りたい栄養素です。

④ ポリフェノール
もち麦の外皮にはエイジングケアにも効果的なポリフェノールが豊富に含まれています。ポリフェノールは美容と健康に効果的な栄養素です。

もち麦のダイエット効果

もち麦には、ダイエット効果があると言われていますね。なぜもち麦にダイエット効果が期待されているのかというと、それは、もち麦には大麦β-グルカンという水溶性食物繊維が豊富に含まれているからです。

大麦β-グルカンは、腸内の善玉菌のエサになり、腸内環境を整えてくれる働きをします。その結果便秘解消に効果的なのです。便秘はダイエットの大敵ですし、便秘が慢性化すると、肌荒れやニキビなど美容にも影響を及ぼします。また、ただ便秘を解消するだけでなく、大麦β-グルカンには強い粘性があるため、コレステロールを吸着して排出させる働きもあるそうです。そのため、コレステロール値の改善や内臓脂肪の軽減にも効果を発揮するとされています。

さらに大麦β-グルカンの効果は、便秘の改善だけではありません。腸管での糖質の吸収を穏やかにする事で、食後の血糖値の上昇を抑える働きもあります。

もち麦は美容と健康に効果が期待できる食材ということがわかりますね。

でも、もち麦は食べれば食べるほどダイエット効果が高まるというわけではありません。もち麦にはお米と同じくらいカロリーがあります。食物繊維やビタミン、ミネラルなどの栄養素は豊富ですが、カロリーが低くヘルシーな食材というわけではないので、食べ過ぎには注意が必要です。

毎日の食事の時にもち麦をプラスして食べれば当然カロリーオーバーになってしまい太る原因になります。白米と置き換えたり、白米に混ぜて食べるというのが一般的な食べ方ですが、食べる量が同じであれば、それだけですぐに痩せることは期待できません。

腸内環境が改善され、徐々に効果が現れてくるので、最低でも2週間、できれば3か月くらいの長期間に渡って継続することが必要です。

まとめ

もち麦は押し麦と同じで大麦の一種なんですね。美容と健康にも効果的な栄養がたくさん含まれているので、ぜひ普段の食事に取り入れてみてくださいね。