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甘いものを食べ過ぎると肌荒れが起こるのはどうして?原因と対策

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こんにちはあやです。
ストレスがたまっているときや、疲れているときって…やたらと甘いものを欲してしまいますよね。もちろん、自分へのご褒美として適量のスイーツやお菓子を楽しむのは、決して悪いことではありません。

しかし、甘いものを食べ過ぎてしまうとニキビや吹き出物、赤み、ブツブツ、皮脂の増加など、さまざまな肌荒れに悩まされることも。
荒れたお肌を見ると、余計にストレスを感じて再び甘いものに手を出す…なんて悪循環に陥っていませんか?

でも…「甘いものを食べると肌荒れするのって、どうしてなんだろう?」と疑問に思う方も少なくないでしょう。

そこで今回は、甘いものを食べ過ぎると肌荒れが起こる原因と、その対策について解説していきたいと思います。スイーツ好きなあなたは必見ですよ!

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甘いものを食べ過ぎると肌荒れが起こるのはなぜ?

甘いものを食べ過ぎて「肌荒れ」が起きるメカニズムについては、実は現在も研究が進められているといいます。正直、わかっていないこともたくさんあるんです!
ですが、現在判明している原因が2つあります。

【原因1】インスリン分泌によって肌の油分や皮脂が増加

まず、1つ目は「糖分の多い食品(高GI値食品)」を食べることによって、膵臓からインスリンと呼ばれるホルモンがたくさん分泌されます。
このインスリンは、食事などで上昇した血糖値を下げる働きがあるのですが、インスリン産生が増えすぎると皮脂の増加、お肌の油分バランスの乱れにつながることがわかっているのです。

逆に言うと、低GI食品を取り入れた食生活を続けていれば、肌荒れの改善が見込めるかもしれない、という論文が発表されているほど。
これは、「the Journal of Clinical and Aesthetic Dermatology(臨床美容皮膚科学会誌)」に掲載されており、数多くの調査や研究から判明した内容だといいます。

甘い食べ物には、当然ながら多くの糖質が含まれているので、インスリンがバンバン分泌されることに。その結果、「脂腺」の肥大や皮脂の過剰分泌が起こって、ニキビや吹き出物ができやすくなるというわけです。

【原因2】睡眠の質が極端に低下する

特に、夜の遅い時間帯に甘いものを食べると、ゆっくりと身体を休めるはずの睡眠前、睡眠中に体内のエネルギーが上昇してしまいます。
これは、インスリン分泌やエネルギー代謝が大きく関わっているのです。

本来であれば、セロトニンと呼ばれる「幸せホルモン」が腸内で作られ、質の良い睡眠の準備として「メラトニン」を生成するために働きだすのですが、糖分の多い食事やスイーツなどを寝る前に多く摂取してしまうと、これらのホルモンがスムーズに作られなくなってしまうといいます。

その結果、睡眠の質が低下することに。
睡眠中に分泌されるはずの、成長ホルモンという「お肌の代謝や再生」に関わる物質が、十分に作られなくなってしまいます。
皮膚細胞を健やかに保つための「コラーゲン」や「セラミド」がしっかりと修復されなくなり、乾燥、くすみ、シミ、たるみ、ニキビなどあらゆる肌荒れが出現するメカニズムです。

甘いものを食べ過ぎただけで、こんなことがお肌の中で起きているなんて…ちょっと怖いですよね。

甘いものの食べ過ぎで老化が加速する恐れも!

糖質(糖分)を過剰摂取してしまうと、お肌をつくっている「たんぱく質」やエラスチン、コラーゲンといった組織に大きなダメージを与えてしまいます。
そのため、シワやくすみ、たるみなどの「老化現象」が進行することに。

さらに、甘いものの食べ過ぎは女性ホルモンのバランスを乱す原因にもつながり、フェイスラインを中心に「大人ニキビ」がよくできるようになります。
あごまわりのニキビは跡が残りやすいため、そのまま「シミ」や「色素沈着」のように残ってしまうことも珍しくありません。

肌荒れを予防するための対策

では、肌荒れを予防するためには、どのような対策を心がければ良いのでしょうか。
詳しくみていきましょう!

【対策1】そもそも甘いものを食べ過ぎないこと

まずは、甘いものを食べ過ぎないことが一番大切です。
当たり前のことを言っているかもしれませんが、糖分の過剰摂取はお肌にはもちろんのこと、健康にも悪影響を及ぼします。
糖尿病や内臓脂肪、高血圧などさまざまな成人病にかかるリスクも上昇するため、適量を守るようにしてくださいね。

【対策2】その他の食生活でバランスよく栄養素を摂取する

スイーツの食べ放題など「甘いものを食べ過ぎてしまった!」なんてときには、他の食事でしっかりとバランスよく栄養素を摂取すべき。
特に、ビタミンB群、ビタミンC、ミネラル、食物繊維などを豊富に含む、野菜や果物、きのこ類、海藻類を積極的に食べるようにしましょう。

ヨーグルトなどの発酵食品は「腸内環境」を整え、肌荒れを予防する効果が期待できます。
また、体内の老廃物をスムーズに排出するために、水をたくさん飲むことも意識しましょう。

【対策3】適度な運動と十分な睡眠をとること

甘いものを食べ過ぎてしまったときには、血糖値を少しでも無理なく下げられるように、ウォーキングなどの適度な運動を取り入れることが大事。
また、お肌のターンオーバーや皮脂の排出を正常化するためにも、いつもより睡眠時間を多めに確保するように心がけてください。

特に、お肌の再生や肌細胞の活性化に必要となる「成長ホルモン」は、就寝から3時間程度でその分泌のピークを迎えます。
質の良い睡眠をとれるよう、アロマなどのアイテムを利用してリラックスすることも有効でしょう。

まとめ

今回の記事では、甘いものを食べ過ぎると肌荒れが起こる原因と対策について、詳しく解説してきました。
糖分の多い食品を食べることで「肌荒れ」が起きる理由については、まだまだ研究途中の部分も数多くあります。しかし、「皮脂の増加」や睡眠の質が低下することによって、ニキビや吹き出物、赤み、ブツブツといった肌トラブルが出やすくなるのは事実。

もし、「今日はちょっと甘いものを食べ過ぎてしまったかな」と反省した際には、できるだけ他の食事でバランス良く栄養素を摂取し、適度な運動と十分な睡眠をとることを心がけるようにしましょう。

もちろん、糖分の多いスイーツやお菓子、アイスなどは太る原因にもなります。
美容面はもちろんのこと、健康面でみても「甘いもの」はできるだけ控えるようにした方が良さそうですね。